ルアー

デプス deps サカマタシャッド に 4インチサイズが新登場!!

株式会社デプス(代表者:奥村和正)は、近年話題になっている高比重スティックベイト「サカマタシャッド」に、新たに4インチサイズを追加すると発表しました。
発売は2020年10月を予定。 ←10月9日より発売開始されました。

deps ニュースリリース:『サカマタシャッド』に4inch追加

会社名:株式会社デプス
代表者:奥村和正
所在地:京都市右京区西院日照町106番地
電話番号:075-323-6556
FAX番号:075-323-6557
設立日:1996年4月1日
事業内容:釣り具の企画・開発・製造・販売

デプスのサカマタシャッドは、先日アメリカで開催された「B.A.S.S.セントラルオープン第2戦」を見事に優勝した「松下雅幸 選手」も愛用するルアー。オープン戦初日にサカマタシャッドのノーシンカーを炸裂させ、優勝に大きく貢献しています。
これで松下プロは、世界中のバスアングラーが夢見る「バスマスタークラシック」への出場権を獲得。
アメリカンドリームを叶えた、まさに夢のルアーと言えます。

夢の頂点!世界最高峰 バスマスタークラシック出場へ!! | 松下 雅幸 選手 - オープ...
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サカマタシャッドの特徴

デプス サカマタシャッド

▲写真は5インチヘビーウェイトモデル。

サカマタシャッド最大の特徴は、ベイトフィッシュライクにダートするアクション性能。
軽くロッドワークを入れるだけで、驚くほど機敏に左右にダートします。
アユやハスが逃げ惑う姿にも似たそのアクションは、待機モードのバスに思わず捕食のスイッチを入れてしまう程。
海外でも定番の「ソフトベイトジャーキング」テクニックを120%発揮できるルアーで、荒食いの秋シーズンに最適な発売タイミングです。

また、丁寧なストレートリトリーブでも微妙なボディのロールがバツグン。
フラットなソフトボディがロールする際のフラッシング効果は、金属やプラスチックのハードルアーには無い絶妙な陰影を演出します。
喰い気の強い夏や秋だけでは無く、バスがナーバスになる春先から絶大な効果を発揮するルアーと言えますね。

サカマタシャッドのスペック・種類

出典:デプス

新しく発売される4インチを含め、サカマタシャッドには5インチ、6インチ、8インチの種類がサイズ別にリリースされています。
4インチ以外の各モデルには、ノーマルの通常版に加えて、高比重なHW(ヘビーウェイト)版もラインナップ。

サイズと重量

  • 4インチ:約10㎝、重量 3.7g
  • 5インチ:約12㎝、重量 9.8g(ヘビーウェイトは11.3g)
  • 6インチ:約15㎝、重量16.0g(ヘビーウェイトは17.0g)
  • 8インチ:約20cm、重量36.5g(ヘビーウェイトは41.0g)

5インチは、小型のハスやアユといったバスが捕食しやすい代表的なベイトフィッシュに近いサイズ感。恵まれたフィールドであれば、どちらも17~20cmのジョイクロサイズまで成長するので、6インチや8インチも大物狙いには必須です。

ただ小規模なフィールドや、十分に成長を遂げる時期以外では、アユも10㎝程度の大きさにしかならず、ボラの稚魚など他のベイトフィッシュも10㎝未満が主流。また、琵琶湖のアユは川で成魚になるので、遡らないものはコアユと呼ばれる10㎝以下サイズにとどまります。なので、新しい4インチの発売は、まさに全国でフィールドを選ばないジャストサイズと言えそうですね。

まずは、ベイトフィッシュに合わせた長さで、通常ウェイトを選ぶのが基本。
より飛距離が欲しい、ノーシンカーでしっかり潜らせたい場合に、ヘビーウェイト版は重宝します。

カラー

サカマタシャッドには豊富なカラーバリエーションが用意されています。

  • ウォーターメロンシード
  • ブラック
  • ホワイトソリッド
  • グリーンパンプキン
  • チャートリュース
  • クリアレッド
  • デッドシャッド
  • ゴールデンシャイナー
  • バブルガムピンク
  • スカッパノン
  • ジューンバグ
  • ホワイト・クリア/シルバーフレーク
  • パールホワイト
  • サクラザリガニ
  • ブラックブルー
  • グリーンパンプキン・チャートリュース
  • ワカサギ
  • スモークペッパー・クリア
  • パールグリッター
  • チャートレーザー
  • シャンパンペッパー&ネオンパール
  • クリアペッパー/ネオンフレーク
  • パープルネオン
  • シルバーシャッド
  • ブルーグリマー
  • リザーバーシャッド
  • スプレイドグラス
  • エレクトリックシャッド
  • アユ

ハスのような銀色に光る魚をイメージしやすいので、ホワイト系やパール系、シルバーを選ぶ方が多いみたいですね。ワカサギやアユカラーも定番。
エレクトリックシャッドは海外でメジャーなカラーですが、最近は日本でもクリアレイク向けに人気です。
自分の場合、ボトムまで落として甲殻類的に使う事もあるので、スカッパノンを選ぶことが多め。春先であればサクラザリガニがイイ感じです。ブルーギル的なイメージの時は、ブラックブルーやスプレイドグラスのような黒系もチョイス。

サカマタシャッドに合うフック

サカマタシャッドは、オフセットフックの使用が基本。
高比重なスティックベイトにはボディが脆い製品もありますが、サカマタシャッドは十分な強度があるので、スナッグレス性を高めて大胆に攻める事ができますね。

サカマタシャッドの推奨フックは次の通り(オフセットフック)。
ボディに対して、若干小さめに感じるフックサイズがベストバランスになっています。

  • 4インチ:#1/0
  • 5インチ:#3/0
  • 6インチ:#4/0
  • 8インチ:#6/0

ジグヘッドでサカマタシャッドを使う場合、4インチは「#1」、5インチなら「#2/0」か「#1/0」、6インチ以上は「#2/0」以上のフックが合いそうです。ジグのウェイトは1/16~1/8ozがおすすめ。
ジグヘッドのフックは、シリコンストッパーやワームストッパーで止めておいた方がワームからズレにくくて使いやすいです。海外のプロは、瞬間接着剤で固めてしまう人もいるようですね。

サカマタシャッドの使い方・インプレ

実際にサカマタシャッド(5インチ)を使ったみた感想です。
4インチのインプレは、入手出来次第レビュー予定。

ノーシンカーが最高!

サカマタシャッドは、とにかくノーシンカーでよく飛び、アクションさせやすいルアー。

ジャーキングで表層を攻めるも良し、フォールさせて1~2アクションを入れて誘うも良し、ノーアクションで何もさせずに引いてくるだけでも微妙にボディがロールします。
また、水流が当たるだけでもテールが揺れ、ボディがフラつくので、ノーシンカーでボトムやウィード上に放置しても効きそうですね。

フォールも秀逸!

この手のワームをノーシンカーでフォールさせた場合、フックの重量分だけ前かがみになる事が多いのですが、サカマタシャッドはボディ中央~後方の重心が良く、バスが好反応を示す水平フォールを維持しやすい特性に感じました。
水平フォール中の微妙なロールアクションもイイ感じです!

これは、後方がややファットなデザインによる恩恵だと思うのですが、従来は製造が難しかったのではないでしょうか。
というのも、こうしたデザインの場合、ワーム前方がフックで身切れしやすく、特に高比重ではそれが顕著。
ですが、素材マテリアルが進歩した今、サカマタシャッドは十分な強度を確保できていると感じました。
バスが丸呑みすることが多く、いいサイズが釣れた場合は1発でグチャグチャになりますが、通常キャスティングで使う分には十分な耐久性能。ソルト含有率の多いヘビーウェイト版も同様に、しっかりとした作りです。

ソフトベイトによるジャーキングテクニックは、これまでノンソルトで丈夫なワームでの使用が多かったのですが、サカマタシャッドのような素材の進化で、新しい可能性が広がったと言えそうですね。

底物

▲写真は5インチヘビーウェイトモデル。

サカマタシャッドのダートは、跳ね上がるような独特な特徴があります。
これは、ボディ前方が小さく軽めに設計されていて、さらに大きな「キール」が付いている事が効いていると実感。
高比重なワームであるにもかかわらず、浮かび上がろうとする揚力が強く、ダウンショットやライトキャロ、スプリットショットなどで効果的なアクションが出しやすいですね。

また、フリリグの場合、通常であればリフトアンドフォールで漂わせるアクションが基本となります。ですがサカマタシャッドであれば、ボトムでの微妙なロッド操作でも、ルアーの揚力がシンカーから離れるようなダートを見せるので、今まで以上に多彩な攻め方を試すことができました。

ジグヘッド

狙ったレンジをトレースしたい場合、やはりジグヘッドによるリトリーブが効率的。
ラインスラックを丁寧に出すミドストやボトストが最も効果的ですが、ノーカンジにストレートで引いてくるだけでも効きそうです。
自分の場合、4インチなら#1、5インチなら#2/0か#1/0、6インチ以上であれば#2/0のフックをセッティング。
ジグヘッドの重さは、1/16~1/8oz程度を深度に合わせて使うイメージです。

まとめ

サカマタシャッド 4インチ

▲サカマタシャッド4インチは、2020年10月9日から順次各店舗に入荷されています

流行りの高比重スティックベイトで最も実績の高い「サカマタシャッド」。

今まではビッグレイクの大物メソッドというイメージも強かったのですが、どんなフィールドのベイトにも合わせやすそうな4インチサイズの登場は、待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。
小型のルアーは比較的バスを喰わす能力が高いので、性能の違いを実感しにくいとも言われています。しかし、サカマタシャッドは、バスに口を使わせる性能に差が出やすい大きめのサイズで非常に評価が高いルアー。
その4インチ版には大いに期待できますね!

これまで高比重スティックベイトをあまり使ってこなかった方は、この機会にぜひ挑戦してみてください。

※アフィリエイトをご利用いただく方は、サイズとウェイトをよくご確認ください。

サカマタシャッドのタックル

サカマタシャッドは、後部がファットなデザインなので、フッキングでスッポ抜ける事もあります。なので、バイトがあったタイミングからしっかりと送り込んで待ち、ガッチリとフッキングを決められるタックルが理想。

それぞれサイズ別のおすすめタックルを紹介します。

6インチ、8インチ(HW含む)

6インチ以上のサカマタシャッドを使う場合、MH以上のパワーがあるベイトタックルがおすすめです。8インチであれば、できるだけHパワーが欲しい所。どちらの場合も、先調子なジグロッドであればより快適です。

おすすめのロッドは、「ダイワ リベリオン 731MHFB、または722MHFB(2ピースモデル)」。MHのパワーがありつつ、比較的軽量なリグも使いやすく、遠投やロッド操作に優れているので重宝します。8インチ用であれば、Hパワーのリベリオンも候補に。
リールには、軽量~重量級ルアーまでトラブルレスにキャストできる「20 タトゥーラ SV TW」がベストマッチです。

5インチ用タックル(HW含む)

5インチモデルをジグヘッドやノーシンカーで使うのであれば、2020年に発売されたスピニングロッド「シマノ エクスプライド 267L+」がおすすめ。
十分なバットパワーがあり、ラインスラックを作りやすいエキサイトトップの採用で、高比重スティックベイトのミドスト・ボトスト専用に開発したと言っても過言ではありません。

次の候補としては、ダイワの「リベリオン 661ML/LFS、または662ML/LFS(2ピース)」が汎用的に使いやすくおすすめです。

5インチの場合でも、シンカーを付けてテキサスやヘビダンで使うのであれば、ベイトタックルの方がしっかりとフッキングを決められるので、使い分けが重要。

スピニングタックルのラインは、フロロであれば5~6lbライン、PEであれば0.8~1号に1.5~2号のリーダーがセッティングを目安にしてください。

4インチ用タックル

新発売となる4インチサイズは、かなり色々なタックルに合わせる事ができます。

ジグヘッドやノーシンカー、ダウンショットなら、前項で紹介した「シマノ エクスプライド 267L+」や「リベリオン 661ML/LFS、または662ML/LFS(2ピース)」で十分対応可能。
ラインをフロロ4~5lb、PE0.6~0.8号に1.25~1.5号リーダーあたりまで下げれば、より繊細に快適に扱えます。

使えるタックルの幅が広がる事を含めて、サカマタシャッドが各地で使われる機会が増えそうですね。
ベイトフィネスタックル1本で様々なリグを使い倒す!なんてスタイルも楽しめます。

新しいバスタックルを検討されている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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  • この記事を書いた人

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