ロッド

ノリーズ ロードランナー | おすすめ機種の厳選ラインナップ

ノリーズ ロードランナー

ノリーズの「ロードランナー」は、アメリカを起源とする本物のバスフィッシングを体現したバスロッドです。バスフィッシングに必要となる全てのシチュエーションに適したロッドが存在し、多数の個性的な機種がラインナップ。
本記事では、どの番手が何用に向くのか、汎用性の高いモデルはどれかなど、おすすめの機種を厳選して紹介します。

「田辺 哲男プロ」から「伊藤 巧プロ」まで、時代を超えて世界で結果を出し続けるバスロッド。その本物の魅力に興味を、本記事でチェックしてみてください。

ノリーズ ロードランナー | 魅力と特徴

投げ竿だったルアーロッドがバスフィッシング用に着々と特化を始め、トーナメント志向を含む目まぐるしい進化を遂げた黎明期。
そんな30年以上昔から、ロードランナーは今と変わらないバスロッドとして存在していました。
バスロッドとして普遍的な価値を持ちながらも、ただ昔のまま変わらないだけではなく、ガイドコンセプトシステムやグリップなど常に最新技術の進化を享受。
これは、ロードランナーの生みの親である田辺プロが、FUJI(富士工業)と協力してガイドやシートの開発に携わり、バスロッド全体の進化に尽力を続けた結果とも言えます。

バスフィッシングの神髄

ノリーズ ロードランナー LTT

出典:ノリーズ

ロードランナーは、広大なフィールドから活性の高いバスを探し出す事に特化した性能です。
ピンポイントのバスを繊細に誘い続けるのではなく、さまざまな季節や状況で、常にフレッシュなバスを探し求める事がロードランナーの神髄。
なので、特にボートでのバスフィッシングに最適で、オカッパリであってもラン&ガンスタイル向けなロッドと言えるでしょう。

フレッシュなバスを探す場合、ただ闇雲にエリアを攻めるのではなく、広大なフィールドに点在する無数のカバーやストラクチャーをタイトに攻略することが必要。
それは、無限とも思えるようなキャスト回数を、精密かつ正確に続けることを意味します。

その為、とにかくキャスト精度を高める性能と、そしてそれを最後まで続けられるバランスが重要。
ロードランナーは「重い」と言われることもありますが、それは無数の精密なキャストを続けるために、あえてバランサーなどでバランスを確保した重さとも言えます。
ピンポイントを誘う釣りでは軽さが効果的な場合もありますが、延々とキャストし続けるスタイルは、軽さだけでその負荷を軽減できません。
投げ続けることに最良のバランス、それがロードランナーです。

これは、感度についても同様。
今でこそソフトベイトに特化したロードランナーもラインナップされていますが、かつては「感度が鈍い」と評された事も。
ですが、キャスティングの為に必要だったバランサーを外し、柔軟性を付与していたコーディングや塗装、その他の鎧を脱いだ時、その感度はソフトベイト特化モデルとして十分な完成度を発揮。
ロードランナーはキャストし続ける特性のために、あえて感度を隠し持っていたバスロッド。そして、ロッドシリーズの多様化によって「キャスト寄り」「感度寄り」といった持ち味を分類できるようになったのが、今のロードランナーシリーズです。

トルクに溢れたブランクス

出典:ノリーズ

ロードランナーは、全ての機種において非常にトルクフル。
この特性は、感度寄りのソフトベイト用モデルであっても、ハードベイト用のキャスト特化モデルでも同様です。

どちらかといえば、ロードランナーのブランクスは中弾性的な特性。キンキンの高弾性な掛け調子ではありません。
ですが、重厚な厚みを凝縮したそのブランクスは、弾性が抑えめなのに非常に高反発力な特性。一見、グニャリと曲がる柔軟なロッドでありながら、その戻りの反発力は高弾性ロッドのように鋭く、重みが十分に乗った反動はパワルルで力強い手応えです。
これこそが、柔軟なブランクスながらも、強いフッキングパワーを生む秘密の1つ。

太軸のシングルフックはスパンと力強くバスの顎を抜き、プラグのトレブルフックは絡みつくような柔軟性と慎重さを一瞬の鋭さで決めにかかります。
そして、十分に曲がりながら、強い反発力を発揮し続けるブランクスが、ビッグバスとのファイトを有利に展開。

店頭でロードランナーを触る機会のある方は、ロッドの曲りや柔軟性だけではなく、戻りの反発力の鋭さをチェックしてみてください。
実際にロードランナーを使った時、「柔らかいと思っていたのに、意外と重量級ルアーも余裕」と感じるパワーの理由もまたそこにあります。

名前の由来

ロードランナーという名前は、田辺プロがアメリカツアー参戦時に遭遇したオオミチバシリの英名から来てると言われています。
ノリーズ製品のモチーフにも鳥が使われていますよね。
加えて、60年代のアメ車である「プリムス・ロードランナー」も由来の1つ。

バーサタイルの双璧 | ロードランナー ヴォイス LTT

出典:ノリーズ

最初に紹介するのは2本のベイトロッド。

ロードランナー ヴォイス LTT(エルティーティー)というシリーズは、ロードランナー初期からの伝統を受け継ぐオリジナルモデル。
ですが、ここで紹介する2本は比較的最近追加された番手で、新時代のバーサタイルモデルとも言える機種です。

最大の特徴的は、負荷に応じてロッド全体が曲がるパラボリックなテーパー。
ルアーの重量に関わらず、最適な曲がりを実現し、それを粘り強いブランクスが支える事で非常に幅広いルアーが使用可能です。
ソフトベイトの底物からハードルアーの巻物まで、撃ち物からキャスティングまで、ベイトロッドのほぼ全域をカバーできる2本。

LTT620PMH - Parabolic Versatile

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
189 (6'2") 1 189 10~16 1/4~3/4 Parabolic Med-Heavy 2.3 164 200

「LTT620PMH」は、ルアー重量に応じて必要な分だけロッドが曲がるパラボリックテーパーのバーサタイルロッド。
ロッド全体は良く曲がりながら、シャープなティップを搭載する事で、ソフトベイト・ハードルアーに関わらず高い操作性を実現しています。

やや短めのレングスは、近距離への精密なキャストに長け、トップウォーターやジャークベイトと言ったロッドワークを駆使するアクションを付けやすい特性。
もちろん、ロッド全体を曲げ込んでのキャスティングも可能です。

ショートレングスで鋭いティップはバツグンのフッキング力を発揮し、それでいて負荷に応じて柔軟に曲がり切るブランクスは、バラシやすいルアーのキャッチ率を高めてくれる、ロードランナーらしい特性と言えますね。

幅広いルアー全般が快適で、ソフトベイトでの底物にも対応したバーサタイルロッド。

ボートに1本あれば何かと使い道が多く、ロードランナー1本でオカッパリを攻略してみたい方にもおすすめです。
巻物と底物でフッキング率をアップしたい方、近・中距離のキャスト精度を上げたい方、ロッドワークによるルアーアクションを楽しみたい方にもいいですね。

LTT690PH - Parabolic Heavy Versatile

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
208(6'9") 1 208 14~20 3/8~2 Parabolic Heavy 2.8 183 240

粘り強いロードランナーのブランクスを、ルアー重量に応じてベントさせるパラボリックテーパーによって、奥行きの深い力を発揮するロッドが「LTT690PH」です。
長すぎず短すぎない6.9フィートのレングスが、近距離への撃ち物からフルキャストまで爽快な投げ心地を実現。
底物のジグといったソフトベイトからレギュラーサイズのルアー全般、ビッグクランクや重量級のスピナーベイトまで、扱えるルアーの幅が非常に広いヘビーバーサタイルな仕上がりです。

この1本で、ボートの撃ち物からオカッパリの巻物ラン&ガンまで対応可能。
極論、「LTT690PH」と前述の「LTT620PMH」があれば、ベイトタックルでのバスフィッシングをほぼ網羅できると言えるでしょう。

大型ルアーを扱いつつ、底物や通常ルアーも幅広く使え、気持ちよくキャストを決めたい方におすすめ。

三種の神器 | ロードランナー ヴォイス LTT

ノリーズ ロードランナー ヴォイス LTT

次に紹介する3本は、ロードランナー誕生初期からラインナップされている名竿。
バスロッドとして非常に完成度が高く、ソフトベイトからハードベイトまで気持ちよく使えるロッドです。
「バスロッドとはこういう物」とアメリカで確率した流れをそのまま受け継いでいるとも言える特性で、適合ルアー重量ごとに最適化された汎用性の高い使い心地。

この3本をボートに積んでいれば、ダムでもビッグレイクでも、ベイトタックルに求めるほとんどがカバーできます。
オカッパリであれば、自分のスタイルに応じたパワーのロッドを選ぶのが良いですね。

LTT650M - All Reeling Baits & Worming

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
197(6'5") 1 197 8~14 1/8~1/2 Fast Medium 1.9 170 220

「LTT650M」は非常にしなやかなミディアムパワーロッド。
巻物やジャークベイトと言った中型以下のハードルアー全般が万能で、ヘビダンやベイトネコといった底物を撃ち込むにも快適。
キャストしずらいバズベイトなどをしっかりと投げ、フッキングしにくいバイトにも穂先が柔軟に反応します。

その上で、バット部分からブランクス全体が持つ粘り強さがあり、この調子のロッドではダルくなりがちな1/2oz以下のスピナーベイトなどもロッド全体でムチのようにキャスト可能。適合ルアー上限付近のプラグにも余裕で対応する懐の深さが魅力です。
軽めのメタルジグやメタルバイブのシャクリなどにも良さそうですね。

合わせるリールやラインセッティングで幅広い対応力を発揮するロッドなので、巻物から底物までライトバーサタイルにロードランナーを使いたい方に最適です。

LTT650MH - All Reeling Baits & Worming Mid

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
197(6'5") 1 197 10~16 3/16〜5/8 Fast Med-Heavy 2.2 177 220

「LTT650MH」は、ロードランナーのど真ん中とも言える使い勝手の良い番手。

1/2ozのスピナーベイトや中型のディープクランクといった巻物から、ライトテキサスやフリリグなどの底物まで、クセの無いテーパーでしっかりと使いきれるロッドです。ブランクス全体のトルクが強く、ソフトベイトでもハードベイトでも、グッと力強いフッキングパワーを発揮。
また、操作感に長けたティップデザインになっていて、巻物への対応性が高いだけでは無く、OSPルドラのような大型ジャークベイトも余裕でアクションできる仕上がりです。

はじめてのロードランナーとしてもおすすめできる、とにかく万能なモデル。
そのど真ん中な特性は、様々なタックルの組み合わせでも色々と重宝します。

LTT6100H - Slow rolling Heavy cover

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
210(6'10") 1 210 14~20 5/16~1~1/2 Fast Heavy 2.3 185 240

「LTT6100H」は、ロードランナー創成期から非常に評価の高いパワーロッド。
ロングワームやラバージグをカバーに撃ち込みやすい長さとパワーがありつつ、粘りを持つブランクスは、スイムベイトやビッグスプーンといった大型ルアーにも対応。
3/4oz以上のスピナーベイトによるスローリトリーブといった、寒い季節のディープを攻略するテクニックも快適で、巻きでも撃ちでも長時間やり切ることができるロッドです。

汎用性の高いパワーロッドを必要とされる方に是非おすすめしたい1本。

ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル

ロードランナー ハードベイトスペシャル

ハードベイトスペシャルは、最もロードランナーらしい特性を堪能できるシリーズ。
いわゆるハードルアー特化ロッドですが、巻物用によく見られるグラスやグラスコンポジットではなく、純粋なカーボン製ロッドです。
カーボンロッドながら十分に柔軟で、ハードルアーのアクションを損なわず、トレブルフックがバレにくい性能。
鋭すぎると抜けてしまう、ダルすぎると掛からない、そんなハードルアーのフッキングを、丁寧かつ圧倒的なパワーで豪快に決めてくれます。

それらを全部含めた上で、ハードベイトスペシャルは「精密にキャストする絶対性能」に最適化された特性。

広大なフィールドでフレッシュなバスを探すにはハードルアーによるサーチが効率的です。
ですが、単に条件の揃った"美味しそうな"ポイントを正確に攻めるだけでは不十分。
狙うべきコース、バスがバイトする場所、全ての状況を想定し、絶対的なピンスポットにハードルアーを精密に投げ込んで、1撃で魚の存在を判断する...そのために「ハードベイトスペシャル」は仕上げられています。

ピンスポットを精密にハードルアーで攻め続けなければ広大なエリアから魚がいる場所を絞り切れない、田辺プロがアメリカのツアーで痛感した実経験から生まれたスペシャルなロッド。
ただ投げ続けるだけでは出せない答えに、1歩近づくためのシリーズと言えます。

HB630L - CIRLE CAST SIDE HAND LT

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
192(6'3") 1 192 10-14 3/16~1/2 Variable-Mod Light 2 182 200

ロードランナーを知りたいなら、最初にこの1本。発売以来、そう評価され続けてきた名竿が「HB630L」です。

7〜10g程度のハードルアーを扱える非常に柔軟なブランクスですが、適合ルアー上限いっぱいのルアーでもロッド全体でしっかりキャスト可能で、ラインを引っ張りすぎないロッドワークでアクションさせる事ができます。
トップ、クランク、バイブレーション、スピナーベイトやバズベイト、チャターベイトといった、ハードベイト全般が爽快に楽しめるロッド。
ペットネーム「サークルキャストサイドハンド」の通り、柔軟な穂先を回転させるサークルキャストも快適で、ハードルアーをまるでジグのようにピンスポットに撃ち込み続け、膨大なポイントを手早くサーチすることができます。

ハードルアーを使いこなしたいと考えている方に、是非手に取っていただきたいロードランナーです。

HB680M - EXTRA ENERGY DRIVE MID

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
206(6'8") 1 206 12-16 3/8~3/4 Variable-Fast Medium 1.9 189 240

「HB680M」は、3/8〜1/2ozまでのスピナーベイトやクランク、中型以上のトップウォーターなど、使用頻度の高いハードルアー全般が使いやすいロッド。
近距離からロングキャストまであらゆるディスタンスを攻めやすく、やや重めのルアーにも負けない力強いブランクスは、ハードルアーを使いこなす人にとって絶対的な力となり得ます。

ハードベイトスペシャルの中ではかなりバーサタイルな特性で、ハードルアー主体でよりキャスト精度を求める方におすすめな1本。

HB710LL - MASTER OF CRANKING

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
219(7’1”) 2-telescopic 183 8-14 1/8~1/2 Variable-Fast Light-Light 1.7 192 240

「HB710LL」は、小型から中型までのクランクベイトを最高峰の使い心地で操れるロッドです。
トルクのあるブランクスをLLという柔軟なパワーで設定し、それを長めのレングスに余力を持たせて配置。
この懐の深さが、引き抵抗の異なる幅広いルアーそれぞれに最適なアクションを演出し、吸い込むバイトに深く追従、小ぶりなクランクベイトでも圧倒的なフッキング力を発揮します。

広いエリアの隅々を、丁寧に、そして確実に巻き続けたい方に最適な1本。

HB760M - AWAY DISTANCE MID

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
231(7'6") 2-Telescopic 196 10-20 3/8~3/4 Variable-Fast Medium 2.1 205 240

「HB760M」は、5mクラスのディープクランクや重めのスピナーベイトまで重量級巻物が快適なモデル。
長さがあるのでロングキャストも爽快で、バランスが良いロードランナーの特性が、延々とフルキャストを続ける釣り人の負担を軽減。

ロッド全体で負荷を分散できるので、引き抵抗の強いハードルアーのアクションを損なわず、使い続ける事が可能。また、ラインへの負荷も軽減できるので、8〜10lb程度の細めなラインで、しっかりと狙ったディープにルアーを送り込むことができます。

スイミング系ジグやワームとも高相性で、大規模フィールドで巻き続けるスタイルの方におすすめの1品。

軽量・高感度・トルクフル | ロードランナー ストラクチャーNXS

「ロードランナー ストラクチャーNXS」は、ソフトベイトに特化したロードランナーの新機軸。
他のロードランナーと異なり、各モデルが軽量かつ高感度にセッティングされている、どちらかと言えば一般的なバスロッドに近い特性です。

ただ、高弾性化した訳ではなく、トルクのあるロードランナーから、ブランクスの塗装・バランサーといった、キャスティング重視の重量を取り除いたシリーズ。その上で、最新のガイドシステムにより、本来ブランクスが持っていた感度を際立たせています。

その為、非常にトルクの高い、独特なソフトベイト専用ロッドの仕上がり。
ソフトベイトでしか喰わせられない魚をテクニカルな操作で捕らえ、その後はロードランナーらしいバラしにくい特性を活かせるロッドです。

STN650M "NEKO & HEAVY DROP SHOT"

 ノリーズ(Nories) ロードランナーストラクチャーNXS

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
196 (6'5") 1 196 8-14 1/8~1/2 Moderate Medium 1.9 119 255

「STN650M」は、5インチ以上のネコリグや7g前後のヘビーダウンショットで丁寧にカバーを攻略できるベイトロッド。
一見するとソフトベイトには不向きに思えるレギュラーテーパーですが、障害物を回避できるティップの強さと、繊細なバイトを喰い込ませる柔軟性が絶妙で、やや強めのライトリグが快適です。
3.5g程度の軽めなフリリグやジカリグ、ライトテキサスにも良さそうですね。

フィネスなスピニングでは厳しいエリアを、ライト寄りのベイトタックルでしっかりと攻めたい方におすすめな1本。

STN6100MH "LONG CAST TEXAS"

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
209 (6'10") 1 209 12-16 1/4~3/4 Moderate Med-Heavy 2.2 128 275

近距離から遠距離まで、レギュラー気味のテーパーで底物を爽快にキャストできるロッドが「STN6100MH」です。
やや長めに残る穂先が底物の操作を快適にこなし、鋭いフッキングの初動を実現。
バスを掛けたあとは、ロードランナーらしいブランクス全体の粘り強さで、魚体をグイグイとオートマチックに引き寄せてくれます。

かつて伊藤巧プロが「STN6100MHとSTN6100MHとSTN6100MHの3本は必要」と評価するほど、底物全般を万能に扱えるワーミングロッド。
テキサスやフリリグといった底物を主体にする方におすすめで、最初に手にするロードランナーとしてもベストです。

STN720H "BULKY TEXAS & GILL BAIT"

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
219 (7'2") 2(telescopic) 180 14-20 3/8~1 Fast Heavy 2.2 147 280

「STN720H」は、ラバージグやバルキーなテキサスリグでのカバー攻略が快適なロッド。
強いパワーロッドでありながら、軽く軽快に扱えるバランスに仕上がっていて、シャープな操作性と感度を兼ね備えています。
ハリとパワーがあるブランクスには、3.5〜7g程度の撃ち物にも対応する柔軟性もあり、ヘビーロッドとしての汎用性もバツグン。
特にロードランナー特有のトルクを活かしたフッキングパワーは秀逸で、ヘビーカバー越しのバスを手元に寄せる確率をグッと高めてくれます。

カバーゲーム攻略でパワーロッドを多用される方に、是非使っていただきたい1品。

STN650LS "NEKO RIG & JIGHEAD WACKY"

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
195 (6'5") 1 195 43929 1/16~1/4 Fast Light 1.5 84 235

「STN650LS」は、ライトリグの遠投性と操作性をバランス良く成立させているスピニングロッドです。
しっかりとしたティップを持ち、5インチ前後のネコリグやジグヘッドワッキーなど強めなライトリグが快適で、根がかりが多発するカバーエリア帯でも高い回避能力を発揮。
また、ロードランナー特有の粘り強さによって、高いキャスティング能力と、ロングディスタンスでのフッキングパワーを実現しています。

汎用性が高く、弱すぎないスピニングタックルを必要とされる方におすすめなロッド。

STN640MLS-Md "RAT INSECT"

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
193 (6'4") 1 193 PE#0.4-1.5 / 4-10 1/32~1/4 Md-Fast Med-Light 1.4 84 235

「STN640MLS-Md」は、グラス並みの低弾性カーボンのティップと、高弾性カーボンのベリーからバットを組み合わせて仕上げた独特のスピニングロッド。
ティップとベリーが持つ弾性のメリハリが、虫系などの水面系ルアーのトゥイッチを快適にこなしてくれます。
遊びの少ないPEライン使用時でも、しなやかに追従するティップが、ナイーブなバスのバイトを的確にフッキング。ソリッドティップとはまた一味違う仕上がりになっています。
繊細な穂先特性を持ちながら、そのバットは非常に強靭で、ビッグバスとのファイトでバツグンの安定感を発揮。

ティップだけが極端にしなやかな特性は、実はロードランナーの定番とも言えるモデルです。
過去にはティップだけがグラス素材というロッド(Gルーミスに同様の技術が存在していました)もリリースされており、STN640MLS-Mdは特異な機種ではなく、むしろ蓄積されたノウハウの結晶。
虫系ルアーなど、PEラインを活用したフィネスに最適なロッドと言えるでしょう。

ヘビーカバー最強の四天王 | ロードランナー ヴォイス ジャングル

「ロードランナー ヴォイス ジャングル」は、難攻不落なヘビーカバーを攻略する極限のロッドシリーズで、フリッピング用のベイトロッドとパワーフネス用のスピニングロッドで構成されています。
1日にどれだけのキャストをするの分からないカバーゲームを支えるロッドバランスと、ワンチャンスを確実にモノにするために必要な絶対的なパワー。
それは、ロードランナーが最も必要とされるジャンルと言えるかもしれません。

760JH “JUNGLE STICK”

ノリーズ(Nories) ロードランナー ヴォイス ジャングル

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
231 (7'6") 2(telescopic) 192 20~30 1/2~3 Fast EX-Heavy 2.7 224 275(※)

(※)コルク先端からバランサー3枚装着状態のバットエンドまで。

「760JH」はフリッピング用のロードランナー最強ロッド。
古くからラインナップされているモデルであり、ロードランナーを今の世まで存続させ続けてきた絶対的番手と言っても過言ではありません。
ロッドのトルクのみでヘビーカバーからバスをひきぬける、硬さではなく強さを極めた1品。
フリップしやすい穂先、ロッド全体でバスの引きを吸収できる粘り強さによって、キャッチ率を大幅に高めたカバーゲームを展開できます。

フリッピングだけではなく、分厚いマットカバーへのパンチングなどにも対応。
このロッドでなければ手を出せない領域に挑む方におすすめの1本です。

760JMH “JUNGLE STICK LIGHT”

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(lb.) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
231 (7'6") 2(telescopic) 192 16~20 3/8~1 Fast Heavy 2.3 222 275(※)

(※)コルク先端からバランサー3枚装着状態のバットエンドまで。

最強のフィリッピングロッド760JHを、より日本のフィールドに合わせてマイルドに調整したモデルが「760JMH」。
ラバージグやテキサスや高比重ノーシンカーでカバーを大胆にアプローチ可能で、カバーからバスを自然に引っ張り出すようなトルクも健在です。
適度なパワーで、よりテクニカルにカバーゲームを展開。

ベテランフリッパーは勿論、初めてフリッピング専用ロッドを手にする方にもおすすめな1品です。

680JMHS “JUNGLE SPIN”

 ノリーズ(Nories) ロードランナー ヴォイス ジャングル

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(PE / リーダー) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
204(6'8") 1 204 #0.8~2 / MAX 14lb. 1/16~1/2 Fast Med-Heavy 2.1 113 230

「680JMHS」は、プレッシャーの高まるフィールドで、ヘビーカバーにライトリグを撃ち込む新世代のぱふぁーフィネススタイルを確立させたスピニングロッド。
密集したカバー奥にリグを送り込む祭、キャスト途中で障害物にルアーが当たっても、バックラッシュしにくいスピニングならではの攻略を可能にしました。
1.5〜2号のPEという、ヘビーカバーを攻略するに相応しいセッティングを可能にしたパワースピニングロッドで、ブッシュ越しにでもリグを繊細にシェイクすることができる名竿。
一般的なスピニングロッドとは何もかもが異なる、異次元のカバー専用スピンと言えます。

発売から数年経過しているにも関わらず、今だに品薄状態なのは、その稀有な絶対特性の証明。
パワーフィネスの撃ちモノを極めたい人におすすめです。店頭で見かけたら要チェック!

700JHS

全長(cm(ft)) 継数 仕舞寸法(cm) 適合ライン(PE / リーダー) 適合ルアー(oz.) テーパー パワー 先径(mm) 自重(g) リアグリップ長(mm)
214 (7'0") 1 214 PE#0.8~2.5 / MAX16lb. 1/8~3/4 Fast Heavy 2.2 106 235

「700JHS」は、680JMHSを更にパワーアップさせた究極のパワーフィネススピニング。
決して汎用性の高いモデルではない暴剣ですが、使いこなせば最強の相棒に。
バスの警戒領域外からアプローチできる遠投性能、高所からの吊るしでも確保できるフッキングストローク、何もかもが高次元な要望を実現するパファーフィネス上級者向けのロッドです。

まとめ

ノリーズ ロードランナーは、常にバスロッドの王道としてブレることなく長年リリースされ続けてきたモデル。
流行や国内のトーナメント志向に影響されることなく、グローバルな本質だけを追求してきたロッドとも言えるかもしれません。

あらゆる用途に特化し、必要なタックルの組み合わせをボートに積み込むことを前提としていますが、その1本1本が非常によく考えられて作り込まれているため、気になる1本をまず手に持ってみることもおすすめ。
あえてオカッパリで、1本のスタイルを徹底的に貫く釣り方でも良さそうですね。
1本1本の本質を知ることで、バスフィッシングの全容を理解できるようなシリーズに仕上がっています。

  • LTT620PMH:バーサタイルなベイトロッド。
  • LTT690PH:重量級ルアーまで幅広い使用範囲を実現したバーサタイルロッド。
  • LTT650M:ソフトベイトもハードルアーも快適なバーサタイルロッド。
  • LTT650MH:ソフトベイトもハードルアーも快適なヘビーバーサタイル。
  • LTT6100H:ロングワームやラバージグ、重量級スピナーベイトのスローロール、スイムベイトやビッグスプーンにも。
  • HB630L:小型〜中型のハードルアー全般が快適なロッド。
  • HB680M:1/2ozスピナベや中型ルアーの巻物に最適なハードベイト用ロッド
  • HB710LL:小型〜中型のクランクベイトに最適なハードベイト用ロッド
  • HB760M:5mクラスのディープクランクに最適なハードベイト用ロッド
  • STN650M:ネコリグやヘビダンでカバーを攻略するベイトロッド
  • STN6100MH:使い勝手の良い万能なワーミングロッド
  • STN720H:ラバージグやテキサスでカバーを攻略できるパワーロッド
  • STN650LS:5インチのネコリグやジグヘッドが快適なスピニングロッド
  • STN640MLS-Md:虫系ルアーに抜群なスピニングロッド
  • 760JH:最強のフリッピング用ロッド
  • 760JMH:日本のフィールドに最適化されたフリッピング用ロッド
  • 680JMHS:ヘビーカバーを攻略するパワーフィネス用スピニングロッド
  • 700JHS:遠投性・高所でのフッキング性能に長けた上級者向けのパワーフィネス用スピニングロッド

ロードランナーに合うリール

トルクフルなロードランナーには、強固で耐久性に優れたリールが最適です。
ベイトロッドであれば、「2020 メタニウム」「2019 アンタレス」「カルカッタコンクエストDC 100」がベストマッチ。スピニングロッドなら、「19 ヴァンキッシュ」や、2020年9月に新登場した「ヴァンフォード」などがおすすめです。

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ロードランナーのインプレ

プロの方によるロードランナーのインプレレビュー、徹底解説が動画で多数アップされています。
是非、参考にしてみてください。


出典:ノリーズ

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@BassTsuriTackle

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