出展:NORIES
Bassmaster Elite at Lake St. Clair
日本人プロアスリートがアメリカで大活躍のニュース!
アメリカ ミシガン州 レイク・セントクレア で、8月20~23日 に開催されていたバスマスターエリート第5戦。
コロナの影響で延期されるなど、複雑な状況を乗り越えて渡米した伊藤巧プロが大躍進を見せれくれました。
4日間の死闘を繰り広げ、最終10位でフィニッシュ!
これで、シリーズ3戦連続でTOP10(決勝進出)という、“TAKU ITO”の名をアメリカに強く印象付ける結果に!!
追記:2021年7月に開催されたバスマスターエリート最終戦にて、伊藤巧選手が見事な初優勝を飾りました!
追記:2021年4月に開催されたバスマスターエリート第4戦でも伊藤巧選手が大活躍です。
目次
ここがすごい! | バスマスターエリート「伊藤 巧 選手」
バスフィッシング界の世界最高峰トーナメント大会であるバスマスターエリート。
伊藤巧選手は第5戦10位という好成績。3戦連続で決勝進出という偉業を成し遂げました。
残り試合はあと4戦。
現時点でROY(ルーキーオブザイヤー)暫定1位、年間ランキング暫定2位につけるなど、タイトル争いでもいい位置につけていて目が離せない状況です。
みんなで伊藤巧プロを応援しよう!!
バスマスターエリート
バスマスターエリートは、年間を通じて競われるバスフィッシングのトーナメント。
他大会での優勝者や、年間ランキング上位者といった、厳選された100名程のプロ選手で競われる最高峰の試合です。
優勝賞金が1000万円を超えるなど、バスフィッシングの本場アメリカならではのスケール感。
例年であれば、夏頃にシーズンを終えていますが、コロナの影響で今年は6月~11月までの全9戦を予定しています。
伊藤巧選手は、2018年にアメリカ初参戦。本格参戦した2019年のシーズンを好成績で納め、バスマスターエリートへの昇格を果たしています。
レイク・セントクレア
第5戦の舞台となるセントクレア湖は、アメリカのミシガン州とカナダのオンタリオ州との境界にある湖です。
南北42km、東西37km、平均深度3mと、広く浅いことが特徴。
メインターゲットはスモールマウスバスで、同地で開催された第3戦でも伊藤巧プロは6位に入賞するなど、得意としているフィールドと言えそうです。
世界を魅了する活躍と人柄
バスマスターエリート昇格初年度となる伊藤巧選手ですが、第3戦を6位入賞、第4戦10位、そして今回の第5戦も10位という、3戦連続TOP10入り(決勝進出)な好成績。
現時点で、ROY(ルーキーオブザイヤー)ブッチギリのトップなど、参戦初年度からタイトルを狙える活躍です。
混乱した今年の状況、渡米した外国人選手である事に加え、初年度でこれだけの活躍は注目の的に違いありません。
好成績であることも凄いのですが、インタビューや試合で見せる伊藤巧選手の人柄が現地アメリカメディアでも評判のようです。
日本同様、アメリカでも多くの人がファンを獲得していますね。
3試合連続決勝‼️伊藤巧のパワーダウンが否めない試合です。が、今日やっと新たな場所を見つけてきたので、明日はもっと釣れる‼️はず‼️とにかく順位を上げています‼️
にしても、急遽、今日もカメラ同船となり、アメリカでの伊藤巧の評価が面白い日本人みたい🤗みんな、僕を見るとニコニコ笑ってる笑笑 pic.twitter.com/Rwjcik7VTo— Takumi Ito 伊藤巧 (@takumi_no_oheya) August 22, 2020
伊藤 巧 プロのプロフィール紹介
出展:NORIES
伊藤 巧(TAKUMI ITO)
1987年生まれ。千葉県柏市出身。
幼少期からバスプロに憧れていて、グローバル色の強い大学で語学や経済を習得。
釣り具メーカーに勤務する傍ら、メディアプロとしても活動し、国内トーナメントにも積極的に参戦していました。
2019年にはアメリカB.A.S.S.オープンに参戦。初年度にして年間総合4位でハイエンドシリーズ「エリート」への出場権を獲得し、2020年からは最高峰「エリートプロ」として世界に挑み続けています。
パワルフなラン&ガンスタイルや、ワームを1年以上フォーミュラーに漬け込むメソッド「タクミ漬け」などが有名。
強みは人間力
世界のフィールドでプロとして活躍する伊藤巧選手の強みは「人間力」。
大学で培った語学力は勿論、「挨拶をする」「感謝の気持ちを忘れない」など、人として大切なことを常に考えているそうです。
海外・日本を問わず人気になる理由が分かります!
バスマスターエリート第5戦 | 伊藤巧プロの軌跡
出展:NORIES
1日目
5匹で21lb-11oz(約9,837g)をキャッチし、85人中 5位という結果。
現時点のROY(ルーキーオブザイヤー)ランキングで首位に浮上し、トータルの総合年間ランキングでも一時的な暫定とは言え1位に浮上するなど、大躍進。
2日目
初日より若干ウエイトを落としたものの、5匹で20lb-11oz(約9,384g)と相変わらずのハイウエイト。
2日間の合計で42lb-6oz(約19,221g)。
85人中 9位で予選を通過し、3日目の準決勝にコマを進めました。
3日目
5匹で19lb-3oz(約8,703g)。3日間の合計で61lb-9oz(約27,924g)。
3日目の上位10人だけが進出できる、4日目の決勝戦へ進出です!
4日目
4日目、決勝戦は5匹で18lb-3oz(
4日間の合計で79lb-12oz(約36,174g)
順位を上げることはできず最終10位でしたが、これでシーズン3戦連続で決勝入り!という快挙です。
伊藤 巧 選手のスポンサー、使用タックル
Bassmaster ELITE pro ノリーズ、コロンビア、シマノ、麗澤大学、リューギ、シーガー、モーターガイド、サイトマスター、ミシマ釣具、BLITZ 、FLEX 、hummingbird、EVOLTEC。出演abema TV、釣りビジョン、ルアーマガジン、Basser、ルアーニュース「たくみづけ」
伊藤巧プロは多くのスポンサードを受けています。
タックルや使用するリグは場所や時期によってさまざまですが、かなりの道具通。
ロッドは「ノリーズ ロードランナー」、リールは「シマノ」という鉄壁なタックルで活躍しています。ロッドについては、一部シマノのバンタムを使うシーンもあるようです。
ノリーズと言えば、80年代に渡米し、トーナメントで活躍した田辺哲男プロが手がけるメーカー。時代を超えて世界で活躍するブランド力、そのマインドは凄いですよね!
これはもう、伊藤巧選手を引き続き応援するしかありません!!
2週間待機後は、エリート戦が始まります。もう間も無く‼
今回、大きく変わったタックルがあります。メタニウムMGL️☺️色々考えたけど、打ち物系から、チャターや早めに巻くものもメタニウムにチェンジ‼️
結局、日本だけでなくアメリカ用もメインになっちゃいました。それぐらい感動したリール。 pic.twitter.com/J80kPMz97A— Takumi Ito 伊藤巧 (@takumi_no_oheya) June 6, 2020
田辺さんがアメリカで活躍していたヴォイスは、DC100が付いて今も伊藤巧と共にアメリカで戦ってます☺️
アメリカでこのロッドが田辺さんの右腕として戦っていた時は何のリール付けてたのかな?
恐らく、コンクエスト100かアンタレス5?? pic.twitter.com/XSk2h7u68D— Takumi Ito 伊藤巧 (@takumi_no_oheya) June 17, 2020
タックルについては、次の記事も参考にしてみてください。