普段忙しくて中々釣りへ行く機会が少なかったり、久しぶりの釣りにせっかく出かけてもバスが釣れなくて悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
冬シーズンなど、バスの活性が低くなる時期は、特に少ない釣行で結果が出にくいのが現実。
そんな時、私は思い切って管理釣り場へ行って勘を鈍らせないようにしています。
バスとのファイトやアタリの手応えなど、リアルな感覚を忘れないようにする事は、難易度の高いフィールドに行った時でも、自分を支えてくれる確かなモチベーション。
そこで今回は、千葉県のバス釣りが楽しめる管理釣り場『釣パラダイス」を、基本的な攻略パターンと合わせて紹介。
過去には3月に爆釣した事もあって、気軽に楽しめるフィールドです。
「釣パラダイス」の基本情報
公式サイト釣パラダイスは、ブラックバス以外にもタナゴ・トラウト・鯉・ヘラブナと様々な魚種の釣りを楽しむことができる管理釣り場となっています。
※紹介する料金や営業時間は変更されている場合もあります。公式サイトや現地で最新情報をご確認ください。
所在地
〒289-1211
千葉県山武市大木470-1
東京からは、東関東道の佐倉I Cもしくは酒々井I Cを降りて約20分のアクセスの良さです。
料金
ブラックバス
1日券 4,950円
半日券(5時間) 3,300円
2時間券 2,750円
女性と子供は上記料金より500円程度割引があり、レンタルロッドも660円で利用できるので家族連れやカップルでも楽しめます。
フィールドサイズは小規模野池くらいなので、半日券でも十分楽しめます。
ブラックバス半日券以上を購入すると、トラウトも楽しめるのでお得!
営業時間
平日 6:30~17:50
土日祝 6:00~17:50
釣パラダイスは珍しいことに季節に関係なく営業時間は一律です。しかし冬期は17時半頃には真っ暗になってしまい、照明は僅かな外灯のみで危険なので早めに切り上げるようにしてください。
平均釣果(目安)
ブラックバスは専門の養殖業者によって定期的に放流されており、釣れるアベレージサイズは35cm程。
豆バスばかりが釣れるということはあまり無いので、それなりに楽しめます。
最大で50cmくらいのバスを釣っている人もいました。
目安としては、半日の釣行で7~8匹程度釣れます。
一番多い時だと15匹くらい釣った事もあり、うまくハマれば数釣りも楽しめます。
注意事項
釣パラダイスのルールとして、フックはバーブレス(返し無し)必須です。ペンチやプライヤーは必ず用意してください。
もし忘れた場合は、受付にて330円程度でペンチを購入可能です。
※定期的にスタッフの方が巡回に来て、使っていないロッドに付いているルアーも含め、バーブレスのチェックがあります。ルールが守られていないと、最悪の場合退場となる事もありえるので、必ずフックはバーブレスにしてから使用してください。
使用可能なルアーやタックルに制限はないので、どんなワームでも使用できます。
残念なことに、釣り糸がそこら中に落ちているのを見かける事があります。
ゴミ箱は池の周りにたくさんあるので、ラインなどのゴミはそこで捨ててください。
フィールド紹介
それでは、釣パラダイスのフィールドを紹介します。
釣れやすい季節と時間
管理釣り場ですが、意外と素直にシーズナルパターンが通用します。
春や秋は巻物の釣りがハマりやすく、ハイシーズンの夏はどんな釣りでも結果が出やすい季節。冬は、池の中央のディープに魚が溜まりやすいイメージです。
時間帯に関しては日中でももちろん釣れますが、マズメ時に一番活性が高くなりチャンス大。
半日券を買って、朝一か夕方どちらかを集中して攻めるのがおすすめです。
ポイント・狙いどころ
野池の雰囲気が非常に良く再現されており、フィールドには様々なストラクチャーが点在
しています。
アシ
池には、狙いやすいポイントとして、アシが多く配置されています。
季節を問わず、アシの根元には多くのバスが付いているので丁寧に探っていくとバスを高確率でキャッチ可能。
足元
池の外周は、どこでもアクセスしやすいように整備されていますが、水中は緩やかなカケ上がりになっていて高ポイント。
マズメ時は多くのバスがシャローに上がってくるので、岸に対して平行気味にトレースすると口を使ってきます。
また、大きな木が頭上に覆いかぶさっている箇所では、夏から秋にかけて水面の虫パターンも効果的!
橋
池中央には小さな島が形成されており、そこに渡る橋の下には夏場の日中は多くの見えバスがストックされています。
中々釣るのは難しいですが、トレースするコースが上手くハマれば、口を使ってくれる個体も。
上記以外にも池全体には多くのストラクチャーが配置されており、初心者でも狙いどころを絞りやすくなっています。
おすすめのタックルとルアー
オカッパリだと、持って歩けるタックルは2本か、多くても3本程度に絞った方が快適。
駐車場から池までは歩くと2~3分ですが、タックル変更に戻るのが手間なので、私はバーサタイルに使えるタックルを好んで持っていくようにしています。
タックル
おすすめのタックルは、L~MLパワーのスピニングと、L~Mパワーのベイトタックルの2本。
魚の反応が鈍そうなときは、ULクラスのフィネススピニングも用いします。
おすすめのルアー
基本的には、小型のルアーやワームが主体となります。
今までこのフィールドで一番よく釣れたのは、ZAPPUのブレディを使った小型シャッドテールをボトム~中層で巻く釣り方。
その他には、イモグラブやレッグワームのダウンショットやライトキャロもよく釣れます。
マズメ時のシャローでは、ホバストで追い込まれた小魚を演出したり、シュリンプ系の底物で甲殻類を意識した釣りも有効。
イモグラブ40やドライブクロー3インチには、#1~#1/0あたりのフックがおすすめ。イモグラブはノーシンカーで、ドライブクローはダウンショットがいいですね。
ラウンドアイのシンカーなら、フリリグ的な用途にも応用できます。
小型プラグ、シャッド・ミノー・クランクベイトの遠投で、沖に溜まっているバスを狙うのも効果的です。
中型以上のハードルアーでの実績は少ないですが、3/8oz程度のスピナーベイトでの実績はアリ。
まとめ
私自身、釣パラダイスのような管理釣り場に年に数回は通っています。
今まで使ったことのないルアーやリグの動きを色々と試してみて、自然のフィールドでの釣行に落とし込むことができてる練習場としても重宝。
比較的イージーに数釣りが楽しめて、自然のフィールドでルアーやリグをやり切る自身にもつながります。
冬のシーズンオフや、なかなか釣りへ出かけるチャンスのない方、釣果不振のスランプに陥っている人も、練習感覚で管理釣り場のバスフィッシング楽しんでみてはいかがでしょうか。