今年発売された「RCS ベイトキャスティング SVスプール 1012 G1(以下、SV 1012 G1スプール)」です。
昨年から使用率の高いダイワ ジリオンSV TWに組み込んで使用しています。
RCS SVスプール 1012 G1 のスペック
まず「SV 1012 G1スプール」は、ジリオン SV TWのノーマルスプール(素材は同じG1)より浅溝で、糸巻き量が少なめになっています。
- RCS SVスプール 1012 G1 :12lbライン40~80m、14lbライン35~70m
- ジリオンSV TW ノーマルスプール:14lbライン45~90m、14lbライン40~80m
糸巻き量が減った分スプール重量が軽くなるので、ライトテキサスやヘビダンといった軽量ルアーや空気抵抗の大きめなバズベイト等が、より快適にトラブルなくキャストできるようになります。
より軽量化された RCS SVスプール 1012 G1 スプール
↑ ジリオンSV TWのノーマルスプールを横から撮影した写真。
↑ RCS 1012 G1 SVスプールの横から撮影した写真。
横から見ると分かるのですが、「SV 1012 G1スプール」の内部は、ジリオン SV TWのスプールには無かった肉抜きで軽量化されています。
ベイトリールのフラッグシップである「スティーズSV TW」のスプールには、「SV 1012 G1スプール」と同様の肉抜き処理で軽量化されていました。
つまり「SV 1012 G1スプール」は、ハイエンドリールと同じ仕様で軽量化されているようです。
糸巻量によるスプールの軽減に加え、スプール自体が肉抜きされて軽量化することで、SV 1012 G1スプールはよりライトなルアーへの対応力がアップしていると言えます。
↑ ジリオンSV TWのノーマルスプールの重量。
↑ RCS 1012 G1 SVスプールのスプール重量。ベアリング抜きのカタログスペックで約9g。
RCS SVスプール 1012 G1 スプールの使用感
その「SV 1012 G1スプール」を実際に使った感触ですが、もう本当にカタログスペックまんまのイメージで、とにかく色々使いやすい!!
ノーマルでも幅広いルアーを使いやすいSVスプールですが、RCS SVスプール 1012 G1に変更する事でさらに使いやすくなりました。
スプールの軽量化はもちろん、浅溝になったライン重量のメリットは、特に7g以下のルアーで顕著です。
劇的に飛距離が伸びるわけではありませんが、より軽い力で自在に投げれるようになるイメージで、5g前後のシャッドやヘビダンでも快適です!
10g以上のルアーでも、キャスティングはそれほど変わりませんが、近中距離のピッチングは明らかにスムーズに感じます。
まとめ
結果として「RCS SVスプール 1012 G1」は、
SVスプールの完成系!!
といっても過言ではない仕上がりです!
糸巻き量が不足であれば、「RCS SVスプール 1016 G1」も発売されています。
G1素材で肉抜きの軽量化が施されているので、ジリオンSV TWノーマルスプールと同じラインキャパながら、立ち上がりがいい快適なスプールになっています。
ノーマルと同じ糸巻き量なので劇的な違いはありませんが、肉抜きの軽量化の効果はあるので、ハイエンドリールに使用感を近づけたい人や、用途に応じた予備スプールを用意したい人にオススメです。
後日、スティーズ A TW を購入。現在、SV 1012 G1スプール は、スティーズAメインで使用しています。
現行ベイトリールのランキングも記事にしているので、よろしくお願いします!