2017年新製品の話題ラッシュの中、少し的を外して「ダイワ ジリオン SV TW」のインプレをレビュー!このリール、昨年のフィッシングショーで個人的にイチバン注目した製品でした。
非の打ちどころのない、バーサタイルベイトリール
ジリオンSV TWを使用した感想は
全てを満たす究極リール!!
自分的に希望する次の条件を完全に満たしています。
- キャスティングが楽チン(ある程度の飛距離、ピッチングなどの容易さ)
- 逆風でもバックラッシュしにくい(下手なので)
- 巻き力が強く、ルアーの守備範囲が広い(たくさんリール揃えられないので)
- スプール交換が楽チン(糸の巻き替えが面倒なので)
- 価格が手頃(15メニウムタDCは超優等生だけど高価格がネック....)
- 弱点や欠点があまり無い(笑)
とにかく軽量〜重量級ルアーまで快適に投げれる、そして逆風でもトラブルレスで、バックラッシュしにくい所が最高です。
ノーマルギア(巻き取り長67cm)を使っていますが、3〜4mクラスのクランクや1/2oz前後のスピナベでも楽に巻きとれるのも魅力!
スプール交換が容易
さらに、スプール交換がラクなのもポイント高いです。
10円玉でブレーキダイヤルのネジを緩めるだけでカンタンにスプールを交換できます。写真は1000サイズの超々ジュラルミンSVスプール(浅溝)で主に10〜12lbを巻いてます。そして、標準のG1 SVスプールには14〜18lbを巻いて琵琶湖用に使用。
左が従来の超々ジュラルミン製SVスプール(浅溝)、右がジリオンSV TWのG1 SVスプール(深溝)
G1 SVスプールはベアリング側のシャフト径が少し細いですが、SLPの製品対応表で互換性があると記載されています。もちろん、装着にも問題ありませんでした。
スティーズ SV TWのスプールも同様にシャフト径が細いので、これも回転の立ち上げの早さに貢献しているのかもしれません。
唯一の不満点 それもアッサリ解決!?
ただ1点、ジリオン SV TWのスプール重量は約12gと、スティーズSV TWに搭載されているスプール(約9g)よりやや重めで不満だったのですが...
なんと、今年のSLP新製品に
G1 SVスプールが追加されてるっっ!
スプール内部が肉抜きされて軽量化されているので、おそらくスティーズ SV TWと同じものです。しかも浅溝と深溝の2種類あるので、いろいろと使い分けできそうです!!
これでハイエンドモデルに匹敵する使用感が実現できるかも!?
ボディ剛性やその他の条件は異なるでしょうが、少なくともスプールがスティーズSV TWに匹敵するのは魅力です。
まとめ
ジリオンSV TWは、34㎜というバーサタイルなベイトリールにおいて、トラブルレス・完成度・巻きパワーなどトータルバランスに優れた1品。
さらに、スプールの入れ替えで、今後も末永く使えそうな予感がします。
実は、今年イチバンの注目はSLP WORKSなのかもしれません。
現行リールのランキングも記事にしているので、参考にしてみてください。
2021年 最新ブレーキシステム「SVブースト スプール」にも対応!!
2021年5月、ダイワの最新ベイトリールに搭載されているSVブーストシステムを採用するスプールが、SLPより「RCSB SV BOOST 1000スプール」として単品販売されることになりました。
トラブルレスな特性のまま、キャスト後半の伸びや飛距離を向上させ、キャストフィールが大きく進化しています。
本記事で紹介した「16ジリオン SVTW」にも対応するので、最新のパフォーマンスを体感したい方におすすめ!