自分は、比較的センターカット2ピースのロッドを多用しています。
持ち運びに便利なだけではなく、遠征時にはタックルを郵送したり、飛行機の荷物として持ち込む場合にもマルチピースは手放せません。
ただ、ジョイント部にトラブルが発生するケースも考えられます。
本記事を参考にしてみてください。
突然抜けなくなる
2ピースのゾディアスをインプレした後、不覚にもそのままロッドスタンドに立てかけていました。いい加減片付けようとロッドを手にしましたが...
抜けないっ!!(笑)
2ピースの継ぎ目がまったく抜けません><
ロッドの継ぎ目から水が入り、内部の空気が薄くなる為に発生するというアレです! こうなると、力任せに引っ張ろうが回そうが、プラスチックハンマーで振動を与えようが...
抜けませんっ !!!
ガイドを掴んで強引にいってやろうかとも思いましたが、ここは一つ冷静に対処方法をネットで検索しました。
過去、抜けなくなった2ピースロッドの名作フレイムをぶち壊している経験もあるので。。
ジョイント部を冷やして解決!
最も簡単に解決できたのがコレ↑
細かい理屈は置いておいて、ロッドの継ぎ目部分をタオルで巻いて氷で冷やしました。空気の入っているバット側を重点的に、5分もすればあら不思議!
あっさり抜けました!!!!
ほっと一安心^^
これで今年も、ちょっとした釣行には2ピースのゾディアスが活躍してくれそうです。
ロッドが抜けなくなる原因
マルチピースのロッドが抜けなくなるには、いくつか原因があるようです。
塩噛み
バス釣りとは無縁かもしれませんが、ジョイント部に塩水が入って、その後の長期保存で塩が結晶化し、ロッドが抜けなくなるそうです。
バス釣りでも、汽水域での釣りの後にそのまま放置すると危ないかもしれません。
この場合、ぬるま湯に長時間付けた後に、冷やす事で解決するようです。
熱膨張
ロッドを差し込んだ後、気温が上昇することで内部が熱膨張し、抜けなくなるようです。
この場合は、今回のケースのように冷やすことが効果的!
差し込みすぎ
ジョイント部を差し込みすぎることで、抜けなくなるケースもあります。
この場合も、冷やす事で内部の圧が下がり、抜けやすくなるそうです。
まとめ
携帯性を重視して購入したマルチピースロッドが抜けなくなるのは大問題!
そのまま釣りをする分には問題なくても、やはり何とかしたいですよね。
ただ、自分である程度試してもダメな場合、素直に釣具屋さんに相談する方がいいかもしれません。無茶をしてロッドを壊しては、元も子もないですよね。