シマノ スピニングリール「19ヴァンキッシュ 2500S」のインプレをレビュー!
シマノのスピニングリールは、フラッグシップモデル「ステラ」が有名ですよね。
普段シマノ製品を使っていない方でも、いつかは手にしてみたい憧れのモデル。
ただステラは、剛性や巻き上げ力、耐久性などを極限まで高めた設計です。
バス釣りでのフィネス用途では、やや重厚過ぎると感じるシーンもありました。
そんな中、ハイエンドかつ軽量なスピニングリール「ヴァンキッシュ」が2012年に新登場。
2016年に最初のモデルチェンジが行われ、2019年に現行のヴァンキッシュがリリースされました。
いずれのモデルも、軽量で使いやすく、繊細なフィネス用途のバスフィッシングで高いパフォーマンスを発揮。モデルチェンジを繰り返す毎に、軽さに磨きがかかりつつ、剛性を高めてきた不動の軽量ハイエンドモデルです。
特に現行2019年モデルのヴァンキッシュは、これまでステラにしか搭載されていなかったロングストローク構造を採用するなど、ハイエンドモデルに相応しい死角の無いスピニングリール。
本記事では、オールマイティなバス用途で使いやすい2500番台の「19ヴァンキッシュ 2500S」を実際に使ってみた感想を交え、性能や特徴を詳しく紹介します。
19 ヴァンキッシュ 2500S | 魅力と特徴
公式サイト品番 | ギア比 | 実用ドラグ力 | 最大ドラグ力 | 自重 | スプール寸法 | ナイロン糸巻量(lb-m) | フロロ糸巻量(lb-m) | PE糸巻量(号-m) | 最大巻上長 | ハンドル長 | ベアリング数 | 定価(円) |
2500S | 5.3 | 2.5kg | 4kg | 165g | 径47mm/ストローク17mm | 5-110、6-95、8-70 | 4-130、5-100、6-80 | 0.6-200、0.8-150、1-120 | 78cm | 50mm | 11/1 | 58,000 |
「19ヴァンキッシュ 2500S」の性能・スペックは上記の通りです。
完成度が高かった前モデル(2016年モデル)の発売後、僅か3年後となる2019年にモデルチェンジ。
その背景には、急激なスピニングリールの進化があったのかもしれません。
事実「ヴァンキッシュ2019年モデル」は、軽量スピニングリールのハイエンドモデルに相応しい、次のような技術・テクノロジーが満載です。
飛びを譲らない! スピニングリールの飛距離アップ
▲ロングストロークスプールを最大に近い所まで稼働させた状態
何と言っても「19ヴァンキッシュ」の目玉となる特徴は、フラッグシップモデル「ステラ」だけに搭載されていた「ロングストロークスプール」を採用した事。
ロングストロークスプールは、スプールが前後に移動する長さを伸ばし、その分だけラインを巻く溝の幅が延長されています。
これにより、キャスティング時の糸痩せが軽減され、径が小さくなる事によるライン放出時の抵抗が減少し、飛距離性能が向上。
スピニングリールの飛距離アップを長年追求してきた歴代ステラのノウハウが結集した技術です。
軽さを極める技術・テクノロジー
スプール全長が大きくなるロングストロークスプールを採用しつつも、19ヴァンキッシュは大幅な軽量化を達成。
その軽さは、パーツの素材から徹底的に追求。次のような技術や設計によって実現されています。
NEW CI4+ハンドル
軽量かつ強度の高いカーボン素材であるCI4+をハンドルシャンクに採用。
加えてハンドル軸には軽量なチタン素材を使用し、ハンドル部分だけでも2500番台で3g、4000番台で7gの軽量化を達成しています。
ハンドルをねじ込む軸がチタン製なので、長期間にわたる耐久性も期待できますね。
MGL(マグナムライトローター)
操作性と感度の向上を追求し、非常に軽やかな回転を実現する左右非対称のローター構造。
さらに、ラインローラーの軽量化、ベールのチタン化、ローター肉厚の最適化などによって、回転慣性を低減しています。
チタンワンピースベール
チタン素材の一体成型で、継ぎ目がない美しい仕上がりのワンピースベール。
軽量かつ高強度で、トラブルレスに貢献しています。
頑強なる強さを極める技術・テクノロジー
軽さと高性能を兼ね備えた19ヴァンキッシュは、頑丈さや防水性能においても妥協がありません。
驚くような軽さで登場した初代ヴァンキッシュから、更に軽量に進化しつつ、モデルチェンジごとにタフさもアップ。
次のようなテクノロジーによって、万全のスペックに仕上がっています。
HAGANEボディ(ハガネボディ)
頑強なフラッグシップモデル「ステラ」と同様のマグネシウム合金を採用。
圧倒的な軽量化を図りつつ、高い剛性を保っています。
※メインボディがマグネシウム合金製。ボディ蓋側、ローター、ハンドルは強化樹脂を採用。ステラは全てメタル製です。
HAGANEギア(ハガネギア)
金属の塊を圧力でプレスし、切削なしにミクロン単位の精度で仕上げられたドライブギア。
精密冷間鍛造と呼ばれるその独自技術で作られた高精度かつ強いギアによって、滑らかな巻き心地を実現しています。
19ヴァンキッシュは、フラッグシップモデル「ステラ」同様のHAGANEギアを受け継ぎ、前モデルから大幅に強度アップ!
Xプロテクト
撥水効果とラビリンス構造によって、回転性能はそのままに高い防水性能を実現。
ラインローラー部とローラークラッチに採用され、特にラインローラーは5倍以上も耐久力がアップしています(シマノ従来品との比較)。
その他の技術・テクノロジー
その他にも19ヴァンキッシュは、様々な最新テクノロジーで構築されています。
サイレントドライブ
駆動関連の部品間にある微細なガタや隙間、揺れを徹底的に排除。
多岐にわたるこだわりでボディ全体の基本設計を改善し、なめらかな回転性能と静粛性の高い巻き心地を実現しました。
マイクロモジュールギアⅡ
シマノの製造技術によって進化した最先歯面設計。
音鳴りの低減、滑らかなギアフィーリングの向上に貢献しています。
低摩擦ローラークラッチ
低摩擦でコンパクトなローラークラッチで、従来モデル以上の軽い回転を実現。
新設計ベール開閉機構
▲滑らかに稼働し、カチッと収まる19ヴァンキッシュのベール
オープン時のフィーリングが滑らかで、開閉角度が広い新設計のベール開閉機構。
フェザリング性も向上し、不意のベール返りも防ぎます。
新形状ラインクリップ
さまざまなラインに幅広く対応するクリップ。
前モデル16ヴァンキッシュのラインクリップは若干使いにくい構造だったので、個人的に嬉しいバージョンアップです。
ワッシャーの使い分け
4000番までは滑り出しが滑らかなフェルト製、C5000番は耐久性重視のクロスカーボン製など、番手に応じたドラグワッシャーを採用。
リジッドサポートドラグ
メインシャフトとスプール内の2点のベアリングで支持することでフラツキを抑え、安定した滑らかなドラグ性能を発揮。
外観、デザイン、使用感
▲他社製ロッドにもマッチする19ヴァンキッシュのデザイン
「2019 ヴァンキッシュ 2500S」を使ってみた使用感を紹介します。
外観、デザイン
19ヴァンキッシュ2500Sは黒を基調としたデザイン。
前モデル16ヴァンキッシュが、高級感のあるシルバーにゴールドと黒で装飾を加えたゴージャスなイメージだったのに対し、一見すると19ヴァンキッシュは自己主張が控えめなカラーリングに見えます。
自分的には、初代12ヴァンキッシュの黒ベースな外観が好みだったので、19ヴァンキッシュのデザインは嬉しい所。
しかも、初代12ヴァンキッシュは比較的単調なブラックでしたが、19ヴァンキッシュはメタリックな光沢をギラつきすぎる事なく静かに秘めたような色合いが使われています。
強化樹脂のボディと金属パーツで微妙に異なるカラーリングが、1つの製品として一体感のある重みを感じさせる仕上がり。精密機器が凝縮した質実剛健なギア感覚にも似たテイストが、他のリールにはない高級感を演出してくれていると感じました。
金属パーツのエッジが鋭く切り込まれていて、その各所が放つ輝きも独特。
外観やカラーの印象が非常にシャープで、軽量ボディにあらゆる機能が凝縮されているような深さを味わえますね。
金属素材主体で剛性を高めたステラを「キング」と例えるなら、19ヴァンキッシュは「クイーン」の風格と美しさを携えている印象。派手過ぎる絢爛豪華さは控えめながら、オーラを放つようなしっかりとした存在感です。
全てのパーツは仕上がりが丁寧で、手触りも心地よく、いつまでも握り続けていたいリールですね。
使用感、軽さ
19ヴァンキッシュを使ってみて強烈に感じたのはその軽さ。
本体そのものが軽いのは勿論、各駆動系パーツの動きが滑らで、かつキレがある力強さを持ち、キャスティングや操作全体に余分なストレスがかかりにくいと感じました。
ベールを起こす時、戻す時、その他全ての動作がスムーズながら、止まるべき所ではキチっと収まり、グラつきや誤作動につながる不安もありません。
ボディの重さについては、スプール全長が長いロングストロークスプールを採用しつつも、前モデルより大幅に軽量なのが驚きです。
これまでロングストロークスプールは、高い剛性と巻取りパワーを重視したステラのみ採用されていたので、軽量スピニングリールへの搭載は難しい面もあるのでは?...と思っていました。
しかし、軽量なローターやスプール、そして静寂性を兼ね備えた滑らかな回転性能が、ロングストロークスプールの大きさをネックと感じさせない高バランス。単に軽いだけではなく、ロッドに装着し、実釣で使い込むほどにそのバランスが良い軽やかさを実感します。
最近のスピニングリールは軽量化が進み、2500番台のリールであれば、19ヴァンキッシュ2500S(自重165g)より軽い150g台の製品も存在。
ただこうしたスピニングリールは、1000~2000番台といったコンパクトなボディに、2500番台のスプールを搭載することで超軽量化を実現している設計もあるようです。
フィネスな用途なら小柄なボディでも十分なパワーですが、ライトリグからハードルアー、他魚種を含めてオールラウンドに使う場合は、2500番台のフルサイズボディに大型ギアを内包する「19ヴァンキッシュ2500S」が有利。ドラグを効かせた大物とのやりとりも安定感があります。
パワフルなフルサイズの2500番台ボディで自重165gの軽さは、19ヴァンキッシュ2500Sで感じた大きなメリットですね。
初代12ヴァンキッシュ2500S(自重190g)や16ヴァンキッシュ2500S(自重180g)も発売当初は最高に軽く感じたのですが、19ヴァンキッシュ2500S(自重165g)は更に格別。リール全体としてのバランスも心地良く、スプールの前後移動が大きくなるロングストロークスプールでも、野暮ったい動作を感じさせない爽快な操作が楽しめました。
加えて、スプール駆動を含む動作全体が低慣性なので、フィネスなアプローチでもリグが動きすぎる事がなく、ハンドルを軽く握っているだけでピタッと止まってくれる所が気に入っています。
キャスティング | キャストフィール、飛距離
軽量ハイエンドなスピニングリール「19ヴァンキッシュ」のキャスト性能について紹介します。
ネガティブな先入観があった「ロングストロークスプール」
19ヴァンキッシュは、軽さと飛距離アップが魅力のハイエンドスピニングリール。
その飛距離性能を実現しているのが、「ロングストロークスプール」です。
ロングストロークスプールは、ラインを巻く溝が長い事でキャスト時の糸痩せが軽減し、ライン放出をよりスムーズにする事で飛距離アップに貢献する画期的なスプール。
ただ自分の場合、この「ロングストロークスプール」採用である事が、19ヴァンキッシュの購入を躊躇った原因でした。
...と言うのも、ロングストロークスプールを採用するシマノ・スピニングリール最高峰「ステラ」は、頑丈なボディと圧倒的に滑らかな巻き心地だけではなく、歴代モデルで常に飛距離性能を追求しています。
ちょっと記憶があやふやなのですが、ロングストロークスプールと命名された技術を初採用したモデルが18ステラ。しかしそれ以前のステラから、スプールのストローク長を伸ばし、ラインを巻く溝が長く確保されていました。
(もっと古いステラは、ロングスプールに荒くラインを巻くのではなく、密に巻く事という逆の発想で飛距離向上を狙っていました)
このストロークの長いステラが自分的にどうも合いませんでした。
ローターやスプールが重厚な分、スプールの前後移動でバランスを崩しやすく、スプールエッジの場所が大きく変動するのでフェザリングにやや戸惑う事も。
ですが19ヴァンキッシュを実際に使ってみて、かつてロングストロークなスプールに感じていたネガティブな印象は完全に払拭されました。
ステラで長年蓄積されたノウハウやフィードバックによる恩恵なのか、19ヴァンキッシュ2500Sはスプールの前後移動によるバランスの悪さを感じさせません。勿論、軽量なスプールやローターによる効果もありますが、フェザリングする指の位置も安定していて、古いモデルのステラで体験したような使いにくさはありません。
昔よりリール操作に慣れてきた事もあるかもしれませんが、歴代のフラッグシップモデル・ステラで蓄積された絶妙な完成度が19ヴァンキッシュに反映されていると感じました。
使いにくさが解消されたロングストロークスプールは、最大のメリットとなる飛距離向上を存分に堪能できますね。
ロングストロークスプールのキャストフィール
公式サイトによると、ロングストロークスプールを搭載する19ヴァンキッシュは約4パーセントの飛距離向上を達成しているそうです。
4%の飛距離アップは、それほど絶大な効果を感じないかもしれません。
ですが自分が使ってみた印象では、16ヴァンキッシュと比べてハッキリ分かる程ライン放出がスムーズで、かなり爽快なキャストフィール。
圧倒的な遠投性能を体感できる訳ではありませんが、キャスト全体がグッと伸びるイメージで、その分だけ力を抜いたキャストでより緻密にポイントを狙いやすいと感じました。
ロングストロークスプールによる19ヴァンキッシュの飛距離向上は、遠投性というより、キャストフィールとキャスタビリティに貢献しているようですね。
「ダイワ ロングキャスト-ABS」との比較
19ヴァンキッシュ2500Sの場合、特に5lb以下のフロロラインで飛距離の伸びを実感しました。
ロングストロークスプールは、スプールの糸痩せ軽減によってキャストフィールを向上させているので、より細いラインの方が効果的なようですね。
太めのラインや、表面の滑らかさが足りないラインの場合、従来通りのキャストは確保されますが、あまり飛距離が伸びない印象。後、スプールに巻くライン量が少ない場合もあまり効果を実感できません。
また、最近はダイワのスピニングリールにも、飛距離向上を目指したLC-ABS(ロングキャスト-ABS)スプールが採用されています。
同番手で使い比べてみた印象では、太めのラインや表面の滑らかさに関わらず、比較的どんなセッティングでも飛距離が伸びると感じました。
対する19ヴァンキッシュのロングストロークスプールは、ライトライン使用などのベストセッティング下で、ダイワのロングキャスト-ABS以上のパフォーマンスが発揮される印象です。
ドラグ
19ヴァンキッシュ2500Sは、ハイエンドモデルに相応しいドラグ性能。
古いモデルのヴァンキッシュと比べ、やや高音な「チリチリチリ」というサウンドでラインを制御します。
ドラグノブの駆動も高品質で、バスとのファイト中にドラグ調整する際でもミスが起きにくい手触りでした。
滑り出しから一定に効き続けるドラグ
19ヴァンキッシュのドラグは、ハイエンドモデルらしく非常に滑らか。
前モデルのヴァンキッシュや他社スピニングリールと比較すると、ドラグの効き初めから終盤まで一定に効果を発揮しているように思えました。
この感覚は、人によっては「ドラグの滑り出しが悪い(滑らかで無い)」と感じるかもしれません。
ただ、滑り出しが滑らかでも、そのまま魚に引っ張られた後でドラグ動作が鈍くなると、ラインブレイクする危険性があります。
滑り出しからファイト中まで、常にセッティング通りのテンションがかかる19ヴァンキッシュは、基本に忠実な高性能を持っていると言えそうです。
ですが、エギングなどでドラグを出しながらシャクリつつ、イカがヒットした時はやや固めなドラグでキッチリ止める..といった動作に慣れている方にとっては少し戸惑うかもしれませんね。
高性能なドラグを、さらに支えるテクノロジー
19ヴァンキッシュは、左右非対象のローター構造で剛性を高めています。
初代12ヴァンキッシュの頃、軽量な素材で構築されたローター部分は、強い力で握り込むと若干歪むようなイメージでした。
普段は問題がないレベルなのですが、急激な魚の引き込みなどがあった場合、ローターが歪んで一瞬ドラグの出だしが遅れる事もあるようです。
そうした万が一の状況まで踏まえて、19ヴァンキッシュは着実に進化したと言えますね。
また、メインシャフトとスプールを2点のベアリングで支持する「リジットサポートドラグ」も搭載。こちらも、想定以上の強い負荷がかかった場合でも、スムーズなドラグ動作を可能としてくれる技術です。
一般的な使用であれば、もっとコストパフォーマンスに優れたスピニングリールでも十分高い性能ですが、ハイエンドモデルであるヴァンキッシュはあらゆるレアケースな状況をも想定した作りになっているようですね。
まとめ
「19 ヴァンキッシュ 2500S」は、シマノの技術が結集したハイエンドな軽量スピニングリール。
12ヴァンキッシュ、16ヴァンキッシュと使い続けてみて、毎回「これこそがバス用途で最高な軽量スピニングリール」と実感していたのですが、2019年モデルはさらに軽くなり、キャストフィールが向上、軽やかさな操作性やタフな強靭さまでもが向上している進化に驚きです。
軽量スピニングリール特有の強化樹脂素材を多用しながら、ネジを止める穴部分にはキッチリ金属パーツを採用するなど、長期的なメンテナンスまで視野に入れた設計。駆動部分の構造が複雑で、繊細なラインコントロールが必要なスピニングリールこそ、高いパフォーマンスで長く楽しみたいと思える製品です。
ライトリグによるフィネスから軽量プラグまで、スピニングタックルを多用される方に是非使っていただきたいリール。
2500Sは、ライトなソルトでも使いやすい番手なので、バス用途に限らずオールラウンドで高い性能を発揮できますね。
自分の場合、バス用途はバーサタイルな「2500S」を多用。4~6lbフロロや0.8~1.2号あたりのPEラインが快適です。
3lb以下のフロロを使うようなフィネス用途なら、よりボディが軽量な「C2500SHG」を選びますね。
▲シマノ純正 夢屋 アルミリールスタンド(グレー)を装着。地面に置いた際、スプールエッジなどに傷が付くリスクが軽減されるので便利。
19ヴァンキッシュ 2500S に合うロッド
高性能な19ヴァンキッシュには、感度や操作性に優れたロッドがよく合います。
2500Sはオールラウンドに使いやすい番手なので、ロッドもバーサタイルなモデルがいいですね。
おすすめのロッドは、ポイズングロリアス2021年モデル「266L」。
トップクラスの感度や操作性を発揮できるだけでなく、全体のバランスや用途に応じた持ち方などを徹底的に解析し、カタログスペックでは表せない軽やかな使用感を実現している最新モデルです。
ハイエンドクラスな性能と価格面のバランスを考慮すると、ポイズンアドレナ「266L」やセンターカット2ピース版「266L-2」もおすすめ。コストパフォーマンス重視であれば、エクスプライド「266L」「266L-2」も選択肢に。
いずれもライトリグから軽量プラグまでバーサタイルに扱いやすいスピニングロッドです。
その他のスピニングリール、タックルインプレッションなど
その他のスピニングリールや、バス用アイテムのインプレも記事にしているので、参考にしてみてください。