2020年もあと僅かとなりました。
いつも当サイトへご訪問いただき、誠にありがとうございます。
2020年は、本当にさまざまな事があった年。
コロナ過で思うような釣りができなかった方もいらっしゃるかもしれません。
逆に、少人数でアウトドアなレクリエーションである事を活かし、いつもとは違う釣行に挑戦された方もいると思います。
世界的に厳しい状況の中、日本人プロ選手たちが海外で活躍するなど、嬉しいニュースも多かった年。
そこで、2020年の締め括りとして、本年度に当サイトで注目度が高かった記事を紹介いたします。
紹介する記事は、アクセス数やアフィリエイトの実績数などから選別したおすすめ。「バスロッド」「バス用ベイトリール,スピニングリール」「その他のバス関連記事」の3つのカテゴリーで分類しました。
2021年の釣りに向けて、何かの参考にしていただければ幸いです。
バスロッド
1位:ダイワ リベリオン
本年度、最も注目の高かったバスロッドがダイワの「リベリオン」。
前モデルとも言える「エアエッジ」を一新し、完全新製品として2020年に衝撃デビューしました。
「常識に反逆する」という独特なプロモーションも印象的ながら、特筆すべきはその性能の大幅進化。エアエッジをバージョンアップしたと言うより、最新の技術で何もかも作り直したクオリティです。
従来のダイワロッドと比べて、大幅にネジレ補正が効いており、キャストアキュラシーが高いのが特徴。その点で言えば、ハイエンドロッドに迫るパフォーマンスで、自分的には上回っていると感じる事も。
それに負けないようにする為か、2021年にはダイワのハイエンドロッド「スティーズ」もフルモデルチェンジし、ネジレ防止が強化されるそうです。
もしかするとスティーズの新型に反映されるであろうダイワの新機軸は、リベリオン発売時点からの確定路線だったのかもしれません。
感度や軽量化といった基本性能も向上し、実売価格2万円前後というコストパフォーマンスの高いバスロッドですね。
記事の注目数も非常に高かったリベリオン。一気に手持ちのタックルを入れ替えた方も多かったようです。
662MLRBのインプレ記事に、他機種の紹介やインプレもリンクされているので、参考にしてみてください。
2位:ダイワ ハートランド
次に注目が高いバスロッドがダイワの「ハートランド」。
村上晴彦さんが監修するロッドとして、バスを釣り上げる性能は勿論、釣り人が感じる楽しさを体現しているモデルです。
超ハイエンドモデルとも言える赤を基調としたハートランドは、バスロッドとしてかなり独特な特性。店頭で見かける機会も少ないので、ハートランダーと呼ばれる生粋のファン以外は、購入を躊躇う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、2018年からリリースされたスタンダードモデルは、万人が使いやすいバスロッド性能でハートランドの良さを体感できます。
センターカット2ピースモデルが主体なので、遠征時などの携帯性にも便利なのが嬉しいですね。
リーズナブルなスタンダードモデルという印象もありますが、一般的なバスロッドの尺度では十分ハイエンドな性能。スタンダードモデルのラインナップが充実した今年は、ハートランドがグッと身近に感じられるようになったと思います。
実際、ハートランド関連ではスタンダードモデルへの注目が高く、中でも「パーフェクトなサオ」と村上晴彦さんが称する「722MHRB-19」が人気高。多くの人が手にされ、バスロッドとしての高性能を担保しつつ、ハートランドらしさを存分に味わったのではないでしょうか。
722MHRB-19のインプレ記事に、他機種の紹介やインプレもリンクされているので、参考にしてみてください。
3位:シマノ ポイズンアドレナ
シマノのバスロッド「ポイズンアドレナ」にも注目が集まりました。
2020年に追加された機種の注目度も高かったのですが、2018年の初期番手を手にされた方も多かったようです。
3万円前半から後半と、比較的高価なバスロッドですが、その価値が十二分にある性能が人気の秘密かもしれません。スパイラルXコア、フルカーボンモノコックグリップなど、シマノの最新最高技術を体験できるのも魅力。
実釣性能も秀逸で、現行のポイズンアドレナは、前モデルより感度が飛躍的に向上し、手にした際のバランスも良好。何より、従来のシマノバスロッドに比べ、しなやかで懐の深いキャストフィールと、力強いパワーが光る名品です。
センターカット2ピースモデルも充実していて、人気のヘビーバーサタイルな「173MH-2」や、ビッグベイト用の「169XH-SB/2」は品切れ状態が続いていました。
2021年にも新しい機種が追加されるのが楽しみなバスロッドです。
また、シマノのバスロッドでは、2020年にモデルチェンジした「ゾディアス」も注目が高く、「エクスプライド」の人気も根強いものがありました。
各インプレ記事に、他機種の紹介やインプレもリンクされているので、参考にしてみてください。
バス用 | ベイトリール, スピニングリール
1位:シマノ ヴァンフォード
2020年に評価の高かったリールが、シマノの新型スピニング「ヴァンフォード」。
バスフィッシングはベイトリールの方が話題性が高いイメージだったので、正直驚きました。
しかし、それだけの劇的な進化がヴァンフォードにはあります。
かつてはフラッグシップモデル「ステラ」にしか採用されていなかった、キャストフィールと飛距離向上を向上する「ロングストロークスプール」を搭載。さらに、ハイエンドモデル「19ヴァンキッシュ」と同等のローターを採用するなど、直近の最新技術が満載。
外観のデザインもキレイな仕上がりでクオリティが高く、それでいて実売価格2万円代前半というコスパの高さ。
性能と品質が高く、それでいて飛距離アップも見込めるのが嬉しいですね。
発売前段階から、かなりの方が予約注文するほどのリールでした。
2位:ダイワ 20 タトゥーラ SV TW
ダイワ タトゥーラ SV TW 2020年モデルは、その使い勝手の良さで今年話題のベイトリール。
その理由は、何よりコストパフォーマンスと性能の高さではないでしょうか。
ハイエンドモデル「スティーズ SV TW」に類似するロープロファイルでスタイリッシュなデザインと、トラブルレスなSVスプールを軽量ルアーも快適な32mm径スプールで搭載。
これだけの性能を揃えて、2万円を切る実売価格は驚愕です。
最も手軽に購入できる本格バーサタイルベイトリールと言えますね。
そして、この価格帯のリールとしては仕上がりが丁寧で、所有感が満たされるクオリティも魅力。ラインキャパをより軽量ルアーに向けたシャロースプールも別売されていて、カスタムする楽しさも。
実際、リール本体だけだではなく、SLPワークスのシャロースプールも手にされた方は多いです。
3位:シマノ 20 メタニウム
発売前から話題騒然だったベイトリールが、シマノのメタニウム 2020年モデル。
あまりにも最先端にトンガった極上性能が、中堅価格帯のモデルとして非の打ち所がない仕上がりです。
金属一体成型のコアソリッドボディによる圧倒的な剛性で、巻き心地重視のアングラーが理想とする超高強度真鍮ドライブギアを採用、それでいて自重175gというバーサタイルベイトリールとして軽量な仕様です。
何より、キャスト後半に最高に気持ちよく伸びるシマノのスプールがさらに進化。
軽量ルアーのレスポンスを向上するナロー(幅狭)化が施された「第三世代マグナムライトスプール」は圧巻です。
本体発売後に、シャロースプールも別売で登場。
別売スプールの人気は凄まじく、すぐに品切れ状態が続き、オークションやフリマサイトで高値が付く事態になってしまいました。
強く、軽く、良く飛び、巻き心地にも優れた完璧リールですね。
その他のバス関連記事
1位:伊藤 巧
タックル以外の話題で注目が集まったのが伊藤巧プロ。
今年は、アメリカ・バスマスターエリートで大躍進でしたね。
残した成績も物凄いですが、伊藤巧選手の人柄がアメリカ現地メディアでも評判なのが印象的でした。
今年は日本人選手の活躍が目立った本場アメリカのバスフィッシングシーン。
伊藤巧プロを始め、2021年以降も各選手の活躍を期待し、応援してきましょう!
2位:カバースキャット
ルアーで最も話題だったのがデプス「カバースキャット」。
私もこれで良サイズを釣ることができました。
2020年には、ダウンサイジングされた2.5インチモデルも登場し、活躍の場をさらに広げそうですね。
カバースキャットに限らず、サカマタシャッドなど、今年は自分的にデプスのルアーにお世話になる事が増えました。
これまでは、琵琶湖のような広大なフィール向けといった印象が強かったのですが、確かな品質が全国レベルで高い評価を得ていると言えるのではないでしょか。
3位:バス釣りスポット
少しずつですが、バス釣りスポットやフィールド攻略記事なども追加しています。
その中でも、岡山県「青野ダム」の記事はたくさんの人に読んでいただきました。
今後も機会があれば、さまざまな記事を増やしていきたいと考えています。
まとめ
今年も残りあと僅か。
2021年も、楽しい釣り、新しい釣り、もちろん定番の釣りをたくさん体験したいですね。
そして、そろそろ情報が出始めてきた2021年新製品にも期待が膨らみます。
長年使い続けた道具にも愛着が湧きますが、いろいろ楽しめるのがバス釣りの魅力。
バスフィッシングは、まだまだ未知の広がりを見せているようです。
それでは、引き続き来年もよろしくお願いいたします。
よいお年を!!