国宝犬山城がある愛知県犬山市の「入鹿池」。
現在、JBのトーナメントが開催されるほど、バスフィッシングが盛んなフィールドです。
実は子供の頃から通っていましたが、昔はそこそこ難しいフィールドでした。
その理由は、定期的に水抜きをしていた事もあり、バスの個体が少なかったのだと思います。
ただ、最近はあまり水抜きがされていないようで、ここ数年でバスの釣果が戻りつつある様子。そうした背景もあり、一時期は中断されていたバスフィッシングのトーナメントも復活しています。
そんな、古くから歴史のあるバス釣りフィールド「入鹿池」の魅力を紹介します。
春先から秋ごろまでがおすすめのフィールドで、特にワカサギが絡む9~10月が狙い目です。
目次
入鹿池の紹介
入鹿池は周囲約18kmほどの、江戸時代にできた日本有数のため池。
平均的な水深は27mで、最大水深は120mあります。
バス釣りはもちろん、ワカサギやヘラブナ釣りも盛んで、ボート遊びを楽しまれる方もいらっしゃいます。
注意事項
入鹿池は遊泳禁止です。危険なので、水に入る事は絶対に止めてください。
また、本記事と実際のフィールドで状況が変化している可能性もあります。あらかじめご了承ください。
入鹿池へのアクセス
中央自動車道小牧東インターから車で北へ5分ほどの場所にあります。
近隣情報
近くには、博物館明治村や日本モンキーパーク、犬山城、リトルワールドといった観光ポイントもたくさんあります。
コンビニは入鹿池から西へすぐローソンがあります。
近隣の釣り具店
残念ながら近隣に釣具店はありませんので、小物やルアーの予備など、念入りに準備を整える事をおすすめします。
ボートについて
エンジン艇が禁止なので、エレキや手漕ぎ船の釣りになります。
レンタルボート屋が数件あるので、是非活用してください。
貸しボートの料金は、手漕ぎで1日2500~2800円、免許不要のエレキ艇で2000~2800円(+エレキ2000円、予備バッテリー1000円)ほど。店によって値段が若干異なりますが、エサ釣り用の竿一式やライフジャケットなども貸し出し可能。
土日祝日は混雑が予想されますから、電話予約がおすすめですね。
代表的なお店を紹介しておきます。
貸ボート「見晴茶屋」
営業時間:
4月~9月(6時~17時)、10月・3月(6時~16時30分)、11月~2月(6時30分~16時30分)
お問い合わせ:0568-67-0705
住所:〒484-0023 愛知県犬山市堤下60
アクセス:
【車】中央自動車道・小牧東ICから約3Km
東名高速道路・小牧IC国道41号線を北上、上小口2丁目交差点を右折約6Km
【バス】岐阜バスコミュニティ TEL058-370-8833
犬山駅東口駅より明治村行バス神尾バス停、明治村バス停下車徒歩約10分
入鹿池の釣りの魅力
入鹿池の魅力は何といってもボートでのバス釣り。
ここ東尾張のフィールドで、ボートに乗って釣りができるのは入鹿池だけです。
冬にはワカサギ釣りも有名で、一年通して遊べるフィールド。
入鹿池の攻略ポイント
オカッパリもできますが、メインはボートでの釣りが魅力。
できればエレキ付きのボートが理想ですが、手漕ぎでも十分に周ることができます。
メインとなるベイトはワカサギで、どのレンジにいるかがキーポイントに。
なので、欲を言うと魚探があるといいですね。
1.レイクサイド入鹿裏
本記事のトップ写真右端の岬裏が最初のポイント。
貸ボート屋さんから近いため結構プレッシャーは高めですが、ワンドになっており安定して釣果が見込めます。
岸から沖にかけてブレイク上に徐々に攻めていく形が良さそうですね。
特に、朝一がおすすめです。
ポイント
2.今井川河口付近
上流にかけて水深が浅くなっており、全体的にそれほど深くないので、探りやすいポイント。
ワカサギが入ってくれば、かなり期待値が高まる良スポットです。
ポイント
3.赤壁
ちょうど今井川河口の入り口付近となるポイントです。見るからに赤い壁土なので、すぐに分かる場所ですね。
このポイントは、10月くらいにワカサギの釣果が多いエリア。なので、それを追ってくるバスも狙い目となります。
一日に何回か入りなおしてみる価値がある場所でおすすめ!
ポイント
4.十三塚
レンタルボート屋から直線に位置する場所。
赤壁から少し右方向のワンドになっていますが、少し沖寄りがワカサギの通り道になっています。
ワンド内より、沖よりを重点的に攻める方が結果が出るかもしれません。
ポイント
入鹿池釣行のボートでのおすすめタックルとルアー
入鹿池はベイトがワカサギ。
なので、扱うルアーも必然的に小さくなります。
ボートでの釣りであれば、スピニングやベイトフィネスといったライト寄りなスタイルがメインになりそうですね。
スピニングであれば、Lクラスのロッドにフロロ4lb。
ベイトフィネスなら、L~MLクラスに8lb以下がマッチします。
入鹿池の水中はあまり障害物が少なく、目立ったストラクチャーがないので、ベイトのワカサギを感じながら、レンジを合わせてダウンショット。もしくはジグヘッドでのミドストが効果的です。
オカッパリの場合は、遠投が必要になってくるので、MHクラスのベイトタックルでヘビキャロなどが効果的。
ワカサギ的な小型ルアーでもロングキャストできるリグが強いですね。
今回の釣行時(オカッパリ)では、タイミングよく小バスが遊んでくれました(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
結構攻めがいのあるフィールドだと思いませんか?
入鹿池のバス釣りは、ワカサギとレンジがキーポイントになります。
目立ったカバーやストラクチャーが少ないので、バスは回遊が基本。
なので、ワカサギとレンジが合えば、タイミングよく爆釣も夢ではありません。
実際、つぬけ(2桁釣果)の釣果をあげている方もいらっしゃいます。
バス釣りフィールドとして完全復活した入鹿池。その魅力を是非ご自身で体験してみてください!