2020年8月23日に、奈良県の室生ダムで「室生ダム BASS オープン」が開催されました。
オカッパリ限定の大会ですが、70名以上の参加者の内、50upが3本、40upが16本という結果に。
この猛暑の中、午前中だけという限られた時間で、かなりの釣果だったようです。
18年ぶりにバス釣りが解禁になった室生ダム
室生ダムは、漁協が管理するヘラブナやワカサギ釣りのフィールド。
バス釣り(リール釣り)は長い間、禁止とされてきました。
それが、地元関係各所の尽力によって、2020年8月23日からバス釣りが解禁に!
今の時代、バスフィッシングを楽しむ人にとっては、かなり嬉しいニュースなのではないでしょうか。
バス釣り禁止解除となる当日は、IMAKATSU(イマカツ)の三原直之プロをゲストに迎えて「室生ダム BASS オープン」が開催され、かなり盛り上がったようです。
大会の後にはミーティングも開かれるなど、今後も継続的に意見を交換して、経過を見守るようですね。
室生ダムのルール
バス釣りが解禁となった室生ダムのルールですが、解禁はオカッパリのみで、ボート釣りは禁止。
また、釣りをする場合は必ず入漁券が必要になります。料金は次の通り。
年券:6000円
日券:1000円(鮒屋さんの自販機で24時間購入可)
現場日券:1500円
詳細は、室生ダム湖畔にある「鮒屋」さんというお店(室生ダム釣り管理事務所)に確認してみてください。
自動販売機でも、入漁券は購入できるそうです。
室生ダム鮒屋(ムロオダムフナヤ)
所在地:
〒633-0202 奈良県宇陀市榛原山辺三480-1
電話:
0745-82-7255
バスフィッシングの未来へ向けて
バス釣りが解禁となった室生ダムですが、元々からのヘラブナ釣りやワカサギ釣りを楽しまれている方もいらっしゃいます。
他の方の釣りを邪魔しないように、マナーを守って楽しんでいきたいですね。
もちろん、「入漁券を購入する」「立ち入り禁止エリアには入らない」「ゴミを出さない」といった基本ルールも厳守です。
釣り人が経済を回している...という上から目線はNG
私自身も気を付けているのですが、入漁料を購入していると、ついつい「自分たちが経済に貢献している」といった、お客様感覚の視点になりがちです。そうすると、管理者の方や他の人、時には環境に対して横柄な態度になってしまう危険性も。
ですが、あくまでも公共のフィールドを楽しませてもらっているのが釣り人。
関係者の方や、他の釣り人、また直接関係のない地元の方も含め、自分たちが一緒にこの環境を守っている!という、参加者目線でありたいですよね。
「バス釣りを解禁してよかった」と、地元関係者の方だけではなく、同じフィールドで釣りをする皆から思っていただけるようになれば最高です!
オカッパリ用タックル
室生ダムのバス釣りはオカッパリ限定なので、こちらの記事も参考にしてみてください。