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アフタースポーンの切り札 | 5月 6月 7月 おすすめのルアー

シャッド

スポーニングの産卵期も終盤となり、アフタースポーンを迎える5月~7月、体力の低下したバスは極端にナーバスになることも。
そんな気難しいアフター期に、切り札としておすすめのルアーを紹介します!

専用タックルが快適 | シャッド

アフター期のバスは、立木や橋脚といった縦ストラクチャーのボトム近辺でジッとしていることが増えます。気温上昇と共に中層や表層にも上がることがありますが、積極的に回遊する時期ではなさそうですね。

明確な縦ストラクチャーがある場合は、ピンポイントで丁寧に狙うのが効果的。
ですが、水中の岩や伸びかけたウィードなど、バスの居場所を絞り切れない場合はシャッドで広く探るのがおすすめです。

1. シャッドのアクション

まずはゆっくり、できるだけスローにタダ巻き。反応が無ければジャークやトゥイッチで探ります。2~3回のアクションに対して最低2秒。場合によっては6秒程度のポーズが大切。ボトム近辺で休んでいるバスが、ゆっくりと上がってくる時間を与えるためです。
足元やボート際で喰い上げてくることもあるので要注意!

ジャークやトゥイッチは、ラインを張りすぎないのがコツ。
たるんだラインを、ロッドワークでピシピシと張る程度で十分です。
ラインで直接ルアーを引っ張るようなアクションでは強すぎます。

2. ボートで最適なシャッド

ボートでの使用ルアーは、しっかりと潜るソウルシャッド58SPやウルトラスレッジが鉄板。水質がマッディな地域では、水押しの強いダンク48SPやパワーダンク57SPが効きます。

3. オカッパリで最適なシャッド

オカッパリの場合、上記のルアーほど急激に潜航しないベビーシャッドやバンクシャッドが効果的です。水質がマッディであれば、ハイカットSPのアピール力がベスト。

軽量なシャッドが使いにくいタックルであれば、スティーズシャッド60SP-SRがおすすめ。キャストしやすく、潜航速度が浅めなので根がかりしにくい設計になっています。

4. シャッドに最適なタックル

シャッドをジャークやトゥイッチで使う場合、タックルのバランスでアクションがかなり変わってくるので、専用にスピニングタックルを揃えるのが理想です。
5lbのフロロラインを基準に、オープンウォーターであれば4lb、ウィードやカバーの濃いエリアでは6lb程度まで使います。ナイロンラインなら、8~10lbをスピニングで使うのもアリ。

おすすめのタックルを紹介するので、参考にしてみてください。
このスピニングタックルであれば、夏場のパワフルなバスへのフィネスも、秋のシャッドゲームも快適です。

ロングリーダーがヘビダンのキモ | ヘビーダウンショット

縦ストラクチャーに絡むバスが多いアフター期は、ヘビーダウンショットが強烈に効くことがあります。明確な縦ストラクチャーを絞れない場合でも、リフト&フォールで広く探れるのが効率的。

1. ヘビダンのセッティング

20~40cmと、少し長めのリーダーがキモ。
リフト中にシンカーがボトムから離れないように、1/8oz(3.5g)前後を軸として、フィールドと状況に合わせて重さを変えてください。

フックはマス針が基本ですが、カバーの濃さによってガード付きフックやオフセットフックを選びます。また、オフセットフックでワームの姿勢が真っすぐな方が反応が良い時もあるので、マス針と両方用意しておくといいですね。

2. ヘビダンのアクション

ゆっくりとロッドを10~11時の方向まで持ち上げ、そのままワームが着底するまでステイ。完全にボトムにワームが落ちてからのステイも大切で、フォール時間を含めて最低6秒は止めます。
フォール中、ラインを張らないことがコツ。

体力が回復していないバスは、ボトムでワームをくわえている事が多く、次にリフトするタイミングで違和感が伝わります。回復したバスであれば、フォール中にひったくるようなバイトが最高に楽しいです。

3. ヘビダンに最適なワーム

ヘビーダウンショットには、3.5~4.5インチ程度のシャッドテール系が万能。カラーは、ワインレッド系やアユ・ギルカラーをベースに、フィールドに合わせたリアル系がおすすめ。

↑ 左)ノーマルのスイングインパクト 右)テールをカットして動きを弱めたチューン

動きが強すぎると感じる場合は、左右に広がるテールを少しカットしたり、ピンテールのスティック系やナチュラルなフィッシュ系ワームを試してみるのもアリです。

細めのワームが効果的 | ジグヘッドワッキー

ヘビーダウンショットで反応が得られない場合、よりゆっくりフォールできるジグヘッドワッキーがおすすめ。流れがある場所、風や波が強い場合は、特にワッキーの方が効果的である事も。

1. ジグヘッドワッキーのアクション

ヘビダン同様にリフト&フォールで探り、ラインをゆるめてしっかりと時間をかけてフォール。ステイ後のリフトでバスの重みを感じることが多いですが、フォール中にラインがすーっと流れる場合もあります。活性が高ければフォール中にひったくられたりもするので、状況に応じて様々なバスの反応が楽しいですね。

良さそうなカバー沿いにフォールした時は、しばらくステイした後にボトムでシェイクするなど、状況に合わせた誘い方が可能です。

2. ジグヘッドワッキーのワームとセッティング

ワームは、プロセンコーやスワンプクローラーやジークローラーなど細めのストレートワームが効きます。カラーは、スカッパノン・グリーンパンプキン・ウォーターメロン・アユ・ギル系を軸に、マッディウォーターなら黒や白、ローライト時はラメ入りも有効。

ジグの重さは1/16~1/8ozがおすすめで、できるだけフォール速度をゆっくりできる組み合わせがベスト。消波ブロックや岩などカバーが強い場所では、ガード付きのジグがストレスなく攻めきれます。
不要であればガードは切り取ってしまえば大丈夫なので、使いまわしもバッチリです。

アフタースポーン | 切り札のまとめ

縦ストラクチャーが狙い目のアフタースポーン。今回紹介したルアーは、できるだけ広範囲を効率よく、かつ丁寧に縦ストを探る方法です。

ピンポイントで狙えるならスモラバやノーシンカーもおすすめなので、いろいろチャレンジしてみてください!

時には強気で攻めることが正解な場合も⁉
アフター期の強気なルアーも記事にしているので、参考にしてみてください。

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