ロッド

17 エクスプライド(EXPRIDE) 266L 新旧比較 インプレ

シマノ エクスプライド

今年イチバン多用し、まだまだ使い続けるロッドがコレ!!
シマノ スピニングロッド 17 エクスプライド 266Lです。

様々な旧エクスプライドを使ってきましたが、最近少しずつ新型に入れ替えています。
特に旧エクスプライド266Lは、エクスプライドの中でも使用率が高く、ネコリグやジグヘッド、シャッドプラグやダウンショットなどで活躍してくれました。新型に入れ替えた後も、出番が多くなりそうな機種です。

旧エクスプライドの不満

旧エクスプライドでも使用頻度の高かった266L。
ですがっ!
旧エクスプライドで最も不満が高かったのも266Lでした><

使用頻度が高いので気になる点も増えたのですが、1番の不満はフッキングにあります。
スピニングロッドは短めを使ってきたので、自分が6.6フィートの長さをコントロールできていなかったせいもありますが、スイープにフッキングした場合、ファイト中にフックオフする事が何度かありました。

ただこれは、旧エクスプライドのラインナップの中で強いて感じた不満点で、旧エクスプライド266Lでも十分なフッキング力とキープ力はあったと思います。それでも、同じく多用していた旧エクスプライド 264UL+と比べると、納得のいかないフックオフが何度かありました。

新エクスプライド266Lの進化

新型の17 エクスプライド266Lは、旧型で感じていた不満が完全に解消されています。
旧エクスプライドと比べ、バットパワーが明らかに強くなっていることがハッキリと実感でき、従来のイメージで竿を立ててしまうと、想像以上にバスを引きずり回してしまいます(笑)
加えて、ティップの繊細さが格段に増していて、ライトリグの操作性が格段に向上!!

おいおい
いいじゃんこれ!!
が正直な感想。

初めて使った時にたまたま50upを2匹上げたり、バス釣り大会でウィニングロッドになったり、色々と持っている竿となっています!

エクスプライド | 新型と旧型の比較

写真上が旧エクスプライド 266L、下が17 エクスプライド 266L

全体の写真が取れていませんが、エンドキャップを揃えて撮影しています。新型の方がブランク部分が長く、トップからバットガイドの距離が長くなっています。

微妙な違いですが、グリップ部がコンパクトになった分、手に持った重量感が軽快になり、有効ブランクが長くなった分、余裕を持って魚をさばけるように感じます。

写真上が旧エクスプライド 266L、下が17 エクスプライド 266L

旧エクスプライド 266Lの適合ラインが4〜8lbに対し、17 エクスプライド 266Lの適合ラインは3〜6lbとなっています。適合ルアー重量は3〜10gで変わらずです。これは、ティップが繊細になったため、より細いラインに適合した為かもしれません。

感度の向上

感度については、17 エクスプライド 266Lの方が確かによくなった気がします。
個人的には、17エクスプライドから採用されているラバーコーティングがない方がアタリを感じ取りやすいのですが、それを差し引いても感度がよくなった!?と感じます。

正直な所、2万円前後の実売価格を考えると、旧ポイズンアドレナに買い換えた方がよかったかもしれません。中古相場なら十分アドレナ 266Lが買えそうです。

確かに、感度優先であればアドレナは秀逸だと思います。ただ、キャスティングからフッキング、そして魚をあげるまでの操作性は、圧倒的に17 エクスプライド 266Lが好みです。
これは、新しい設計が、流行りの味付けなどを考慮して、自分にマッチしているのかもしれません。
(17 エクスプライドの味付けは、旧ポイズングロリアスに近いのでは?と感じます)

使用感、用途

エクスプライド266Lは、1/6oz~2.6g程度のダウンショット、4インチ前後のネコリグ、シャッドなどフィネスなスピニングロッドとして万能。
1/4oz以下のワイヤーベイトにも対応できる芯の強さもあります。

4lb、5lb、6lbあたりのフロロでの使用が得に快適で、ラインによってかなりフィネスの性質が変化するのが266Lの懐の深さだと感じます。

エクスプライド266Lは、はじめてのバス用ロッドとしても使いやすく、極論スピニングロッドはこの1本でほぼ対応できそうな仕上がりになっています。

シマノ 17 エクスプライド 266L | まとめ

強いて難を言えば、バットパワーが強くなった分、強引に竿を立てすぎるとラインブレイクの危険が増しました。旧エクスプライドは、竿を立てすぎてもかなり柔軟に曲がってくれたのですが、17 エクスプライドではキチンとやりとりする必要があります。
もちろんこれはウデの問題であって、普通に使う分にはまったく問題ありません。
むしろ、強いバットパワーが確実にフッキングを決め、魚に主導権を与えないなど、メリットの方が多いです。

圧倒的に使いやすくなり、感度も若干よくなったと思えるので、旧エクスプライドからの入れ替えは大満足ですb

とにかく、新型エクスプライドは性能アップをハッキリと体感!
この266Lと、ベイトは1610M、理想を言えばMHの3本があれば、バス釣りのシステムはほぼ完成するのではないでしょうか。

エクスプライドのおすすめ機種も記事にしているので、よければ参考にしてみてください。

シマノ エクスプライド [EXPRIDE] | おすすめ機種の厳選ラインナップ
※2022年1月26日追記シマノの新製品として、3代目となる「エクスプライド 2022年モデル」が発表されました。詳細は下記をご覧...

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  • この記事を書いた人

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