2021年秋モデルとして発売されたシマノのバスロッド「21ゾディアス パックロッド」。日本のみならず、海外でも通用する本格的な基本性能に加え、「場所と時間にとらわれず自由に持ち運べる」という新たなスペックがプラスされたシリーズです。
ゾディアスパックロッドは、仕舞寸法50cm以下のマルチピースロッド。カバンに忍ばせたタックルで仕事帰りの夕まずめを狙う、旅先でたまたま見つけたフィールドで遊んでみる...など、今まで以上に釣りを楽しむ機会や時間を増やしてくれるアイテムですよね。
本記事では、「ゾディアス パックロッド C610M-5」の実釣インプレをレビューします!
C610M-5 は、ロクテンと呼ばれる6フィート10インチ・Mパワーのベイトロッド。バス用ロッドのバーサタイルモデルとして、最も評価が高く、実績と信頼性を兼ね備えた番手です。
目次
ゾディアスパックロッド C610M-5 | 特徴と魅力
公式サイト幅広い釣り方に対応する、現在のスタンダードバスロッド!!
品番 | 全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 先径 | ルアーウェイト | 適合ラインナイロン,フロロ | グリップ長 | カーボン含有率 | ガラス他含有率 | 定価(円) | |
C610M-5 | 6'10"ft | 2.08m | 5本 | 46.1cm | 120g | 1.7mm | 7~21g | 8~16lb | 244mm | 95.70% | 4.30% | 23,500円 |
「ゾディアスパックロッド C610M-5」の性能・スペックは上記の通りです。
6フィート10インチ・Mパワーのベイトロッドは、幅広いバスフィッシングに対応する王道バーサタイルモデル。様々な釣り方を1本で堪能できる現代のスタンダードモデルですね。
そのスタンダードアイテムが、5ピースのパックロッドに。マルチピースモデルとなった事で、旅先などにも手軽に持ち運び可能で、カバンやバックに忍ばせておけば、ちょっとした合間にも釣りを楽しめます。
適合ルアー
ゾディアス パックロッド C610M-5 の適合ルアー目安は次の通り。王道バーサタイルな機種に相応しく、バスフィッシングで主流となるルアー全般にバランスよく対応しています。
イメージ的に、適合ルアー下限辺りの底物・ワーミングが使いやすく、プラグなら上限近くまで。スピナーベイトといったワイヤーベイトは適合ルアー真ん中前後のヘッドウェイトが快適ですね。
最適
バイブレーション、ミノー・ジャークベイト、トップウォーター、スピナーベイト
適
テキサスリグ、ライトテキサスリグ、ヘビーダウンショット、ラバージグ、フリーリグ、クランクベイト、シャッド
可
ダウンショット、ネコリグ、ノーシンカー
採用技術・テクノロジー
21ゾディアス パックロッド は、コンパクトなマルチピースのパックロッドでありつつ、本格的なバスロッドとして次のような技術・テクノジーが採用されています。
採用技術が本格的なだけではなく、実際に使ってみた印象は1本のバスロッドとして遜色のない仕上がり。シマノはマルチピースロッドの設計に長けていると感じました。
カーボンモノコックグリップ
▲ゾディアスパックロッドは、カーボンモノコックグリップにフックキーパーが装着されている。
リアグリップを中空構造で一体成型するカーボンモノコックグリップは、今ではシマノバスロッドの代表的な技術。ロッドの感度伝達性能向上と軽量化に活かされています。
登場当初は、手で触れる事が少ないリアグリップがカーボン化されても効果がないのでは?...といった声もありましたが、今では類似技術が他社製品にも採用されつつあります。
自分自身、リアグリップに吸収されていた感度伝達が反響して手元に跳ね返る事で、より情報が明確に分かりやすくなったと感じました。
軽量化についても、リアグリップだけが軽くなる事でバランスの悪さが指摘されていましたが、最近のロッドは全体的な技術や製法の進化でトータルバランスに優れた仕上がりです。
ハイパワーX
ロッドのブランクスをカーボンテープでX状で締め上げるハイパワーX。ロッドのネジレやブレを押さえ込む強化構造で、キャスティングや操作性などブランクスが持つ本来の性能が、様々な状況下でフルに発揮されます。
各ロッドメーカーで類似の技術があるものの、先駆者であるシマノの技術とノウハウは圧巻。使用箇所に応じて角度や密度を微調整し、性能面だけではなく、使用感や釣り心地を含めて最適な設計を実現しています。
CI4+
カーボン繊維で強化された軽量樹脂を各部に使用。軽量かつ高強度な製品作りに活用されています。
ゾディアスパックロッド C610M-5 | 外見、デザイン、使用感
「21ゾディアス パックロッド C610M-5」の外観やデザイン、使用感を紹介します。
外見、デザイン
C610M-5 のデザインは、フルモデルチェンジした20ゾディアスの流れを組むスタンダードな外見。比較的コストパフォーマンス重視なロッドでありつつ、仕上がりが丁寧なので安っぽさを感じさせません。
特徴的な赤の差し色も、マット調のややメタリック感がある質感で、自己主張を示しつつも派手過ぎず、上品なクオリティです。
ハイエンドなロッドのような高級感こそ少ないものの、十分に所有感を感じさせてくれました。
個人的には、ほぼ同じデザインだった旧モデル・初代ゾディアスと比べても、今風のバスロッドに進化した外観だと思います。
マルチピースの継ぎ目
▲ゾディアスパックロッドの継ぎ目部分。各セクションのピースには機種名が刻印されているので、複数本をバラバラの状態でまとめていても迷わない。
マルチピースの継ぎ目は、多くのパックロッドがそうであるように、外観部分がキレイに研磨されています。
その為、むき出しのようなカーボン部分が継ぎ目として見えるので、シームレスに一体感のある外観を好む人には若干抵抗があるかもしれません。
ただ、ロッド全体が比較的マットな事もあり、自分的にはそれほど継ぎ目部分は気になりませんでした。
マルチピースの継ぎ目は、ある程度余裕がある作りで無いと接続部分が緩んでしまったりするそうです。
なので、携帯性に特化したパックロッドの必要最低限な設計と言えますね。
ガイドリング
ゾディアスパックロッドのガイドリングは、部品表の値段などから見る限り、おそらくアルコナイトリング。トップガイドのみSiCが採用されていると思われます。
アルコナイトリングは、PEラインを多用するハードユースな北米市場でも主流なリングなので耐久性に不安はありませんね。
ラインによる負荷の高いTOPガイドが、さらに高性能なSiCである点も魅力です。
加えて黒ベースのガイドが、ゾディアスの外観に非常にマッチしているのがいいですね。
専用竿袋
▲14インチのモバイルノートとサイズ比較。サイズが小さいビジネスバッグでは先がはみ出す場合もあるが、ノートPCと合わせて持ち運ぶことも十分可能。
ゾディアス パックロッド はシンプルな布の竿袋に収められています。
出荷状態では、グリップを除く各ピースが1本ずつ丁寧にビニール袋で梱包されていますが、竿袋そのものにクッション性は無く、ハードな取扱いにはやや不安が残りますね。
ただその分、竿袋を含めた仕舞寸法は非常にコンパクト。少し大きめの通勤カバンであれば、すっぽりと入ってしまいます。
パックロッドの中には、非常にがっしりとしたケース(その分、かさばる事も)が付属している機種もあるので、できるだけ小さく荷物をまとめたい方にはゾディアスパックロッドの竿袋が便利ですね。
手元で持ち運ぶ分には、そこまで神経質になる必要もなさそうです。
ですが、長距離の移動などで取扱いに不安のある方は、別途セミハードケースや、保護クロスなどを用意した方がいいかもしれません。
使用感
▲ロープロファイルなベイトリールだけでなく、粘り強いブランクスとシンプルな外観デザインは、丸型リールとも高相性。
ゾディアス パックロッド C610M-5 を手に取った感想は、かなりバットがしっかりとしているイメージ。開発に携わっていた黒田健史プロが動画で説明していましたが、マルチピースロッドは継数が多いので根本側のブランクス径が太くなり、1ピースや2ピースモデルと比べてバットパワーが強めになるようです。
1ピースや2ピースモデルと同じ使用感を期待している方には注意が必要ですね。
ただ自分が使ってみた限り、確かにバットパワーが少し強めに感じるものの、粘りがあるゾディアスのブランクス特性がそれをマイルドな使い心地にしてくれていると感じました。
Mパワーロッドより半パワーほど固めなバットですが、キャスティングや魚とのファイト時にはグッと根本まで曲がる特性。ルアーをフルキャストしたり、フッキングしたバスとファイトするシーンでも、バーサタイルなベイトロッドとして使いやすい使用感でした。
高弾性すぎるロッドでバットがガチガチだと、強引なやりとりでラインに負荷がかかりすぎる事もありますが、C610M-5 は適合ライン範囲内で余力を感じさせる丁度いい粘りを感じますね。
むしろ、バットが若干強い事でしっかりとフッキングを決めやすく、魚を寄せやすいのが自分的に好印象でした。
バットが強い事によるデメリットとして、やや軽めのルアーをキャスティングする際、十分なロッドの曲がり・反動を得られにくいと感じるかもしれません。
実際には、Mパワーのベイトロッドに適合するルアー全般を問題なく扱えるのですが、軽量ルアーの場合は気持ち数メートル程、飛距離を伸ばしきれない印象です。
バットが強い分、軽量ルアーだとロッドを根元まで曲げにくい事もあり、飛距離を出し切れないイメージ。もしかすると、マルチピースで分割された事によるパワーロスが若干なりとも生じている為かもしれません。
ですが、デメリットで生じる影響は微々たる範囲で、自分的には強く粘るバットパワーのメリットが勝っています。
シマノのマルチピースロッドが優秀すぎる件
5ピースによる違和感が全く無い訳ではありませんが、ゾディアスパックロッド C610M-5 は1本のバスロッドとして非常に高い完成度だと感じました。
粘り強いながらも、比較的カーボン含有率が高く、ダルさを感じさせないシャープな使用感。それでいて、キャスティングやファイト時にしっかりと曲がる特性です。
正直、マルチピースロッドがここまでキレイに曲がってくれるのには驚きました。
バットパワーが若干強めであるものの、6フィート10インチ(ロクテン)・Mパワーのバーサタイルベイトロッドとして本格的な性能。かつ、粘りがありつつもダルさを感じさせないブランクスは、使いやすさと操作性の高さを両立しています。
シマノのバス用マルチピースロッドには、超ハイエンドモデル「ポイズンアルティマ5ピース 1610M-5」が存在。「ゾディアスパックロッド C610M-5」と比べて定価が4倍となるフラッグシップモデルで、マルチピースでしか実現できなかった竿調子を実現しています。
自分は ポイズンアルティマ5ピース 1610M-5 も使っていますが、そうしたハイエンドモデルと比較しても、「ゾディアスパックロッド C610M-5」はかなり優れたパフォーマンスだと感じました。
感度や究極の操作性といった性能こそ ポイズンアルティマ5ピース には及ばないものの、1本のバスロッドとしての使用感・竿調子は、かなり高いレベルにまで近づいています。
粘りある分、ゾディアスパックロッドは巻物を含めたバーサタイルに使いやすいので、1本で何でもこなすなら「C610M-5」。底物・ワーミング重視なら、「ポイズンアルティマ5ピース 1610M-5」といった形で使い分けています。
価格差による絶対的な性能差はあるものの、シマノのパックロッドは全般的に竿調子がスムーズ。非常に優れた仕上がりだと感じました。
キャスティング | キャストフィール、キャスタビリティ
▲リールやラインセッティングにもよりますが、7g前後の軽量プラグでも十分使用可能。
「ゾディアスパックロッド C610M-5」で実際にルアーを投げてみた際の所感を紹介します。
キャストフィール
ゾディアスパックロッド C610M-5 は、適合ルアー全般のキャストが快適。最初の1投目から、スムーズなキャストフィールを楽しめました。
よくよく注意してキャストすれば、5ピースの継ぎ目による違和感が若干あるものの、普通に投げている限り、マルチピースのデメリットを意識する事は少ないですね。
近距離や中距離を手返し良く連続的に撃ち込む場合も、1投1投を全力でフルキャストする場合も、心地よい感覚で投げ続ける事ができます。
様々な条件で使ってみて、1ピースや2ピースモデルに比べると、遠投時に数メートル程距離を出しにくいかな...とも感じましたが、実釣において大きな問題になるほどではありません。
ロクテンのMパワーロッドは、大抵レギュラー寄りのファーストテーパーにデザインされています。
しかしゾディアスは、1ピースモデルを含む初代の頃からファーストテーパーな設計。これは、ファーストテーパーが主流な海外市場を意識したものかもしれません。
ですが、ファーストテーパーであっても、ロッド全体がいい意味で中弾性的な味付けで曲がりやすいので、先調子による使い難さなどはあまり感じません。
ファーストテーパーの方がフッキングを決めやすく、コンパクトにシャープなルアー操作がやりやすいので、自分的な好みにはベストマッチです。
C610M-5 を店頭で手にした際、初代ゾディアスと比べてカーボン含有率がアップした事もあり、やや高弾性寄りな印象がありました。
ところが実際に使ってみると、ブランクス本体が軽く、いい意味でダルさが抜けた印象でありつつ、ロッドが曲がる際には粘りのある中弾性的なロッド特性を実感。ダルさにつながる過度な補強が抜け、中弾性らしいブランクス性能がよりストレートに発揮されたように思いました。
キャスタビリティ
C610M-5 は、狙ったポイントに投げ込むキャスタビリティが良好。ハイパワーXを採用するシマノのバスロッドは全般的にブレやネジレが少なく、キャスト精度をコントロールしやすいですね。
古いモデルとなる初代ゾディアスは、ブランクスがややダルめな事もあり、若干キャストがブレやすいと感じることもありました。
そうした旧モデルと比較しても、C610M-5 はマルチピースモデルのデメリットを感じさせないブレにくさ・ネジレにくさを実感。最新バスロッドに相応しいパフォーマンスで、さまざまな条件下のキャストにおいて、適切なコントロールをしやすいバスロッドだと言えます。
感度、操作性、フッキングパワー、バスとのファイト
「ゾディアス パックロッド C610M-5」の感度や操作性、バスとのファイトなどで感じた事を紹介します。
感度
ゾディアスパックロッド C610M-5 の感度は、どちらかと言えばマイルド。よりグレードの高いバスロッドのように、キンキンに響き渡るような高感度ではありません。
それでも、カーボンモノコックグリップを採用し、カーボン含有率がこの価格帯としては高めな為か、必要十分な感度性能は備わっていると感じました。
感度伝達がフィルターで包まれたような鈍さはあるものの、粘りを感じさせるブランクス特性のロッドとしては良好な感度性能。ライトテキサスなどでボトムをズル引きする場合も、地形変化を捕らえやすく、高活性ではないバスのバイトも十分感じ取れます。
プラグやワイヤーベイトの振動も手元に伝わりやすいので、巻物を引き続ける場合も集中力が持続しますね。
むしろ、手元への情報伝達がキンキンに煩すぎる事がないので、巻物を含めたバーサタイルな用途に最適。極端に軽いシンカーでディープを狙うような用途でない限り、困る事は無いと思いました。
操作性
C610M-5 は、中弾性的なブランクスながらダルさを感じさせにくく、シャープな操作性。ファーストテーパーな事もあり、穂先でチョコチョコとリグを操作したり、ジャークベイトやトップウォーターをキビキビと動かしやすいですね。
ファーストテーパーの竿調子がクイックな操作感を発揮しつつ、ベリーからバットが適度に粘るので、硬すぎないアクションを演出してくれます。
軽量なカーボンモノコックグリップをリアに採用している事もあり、ロッドに先重りが全くない訳ではありません。
とは言え、ブランクス全体も比較的軽量に仕上がっていて、リール装着時の全体的なバランスは十分。巻物から底物まで、ストレスを感じさせない操作性を実現していると感じました。
フッキングパワー、バスとのファイト
ロクテンMパワーのバーサタイルベイトロッドは、様々なシリーズでラインナップされています。
自分がゾディアスのロクテンモデルで気に入ってる点は、ファーストテーパーアクションな点。シングルフックでもトレブルフックでもフッキングをバチッと決めやすいのがいいですね。
先調子でフッキングしやすい上に、中弾性的なブランクスが適度に粘るので、バラし難くトルクのあるファイトが可能です。
具体的には、フッキング後にトルクをキープしたままロッドが十分に曲がり込む感覚。ロッド全体がグニャリと曲がりすぎる訳ではなく、ベリーからバット部分まで、それぞれが適度な弧を描いてラインテンションをキープしつつ、キレイに曲がり込みます。
曲がり込んでからもトルクを失い難く、フッキング後に安定したファイトがやりやすいロッドだと思いました。
まとめ
「ゾディアス パックロッド C610M-5」は、バスフィッシングで最も用途が広い6フィート10インチ・Mパワーのベイトロッド。バーサタイルを代表する機種らしく、必要な基本性能が全て備わっています。
その上で、5本に分割されたマルチピースモデルなので、どこへでも手軽に持ち運ぶ事が最大のメリットですね。
1ピースや2ピースモデルと比べると、マルチピース特有の問題(継ぎ目の違和感、バット径が太くなる)を若干感じられるものの、ロッド全体として非常にスムーズなアクションを実現。王道バーサタイルなベイトロッドの万能性を存分に発揮しつつ、コンパクトに収納できる利便性が際立つ仕上がりです。
正直な所、比較的手頃な価格帯のゾディアスパックロッドにあまり期待はしていませんでした。
確かに、ポイズンアルティマ5ピース や ワールドシャウラ ドリームツアーエディション といった高価なハイエンドモデル程、圧倒的な製造技術や上質の素材は使われていないものの、そういったコスト的の不利を、最適な設計と味付けによって最大限のパフォーマンスを引き出していると実感。心地よいロッドの曲がりは、1つ1つのセクションピースが短く硬くなりがちな、仕舞寸法50cm以下のロッドとは思えません。
バーサタイルなベイトロッドで、様々なルアーを使ったバス釣りを楽しみたい方におすすめ。コンパクトに収納できるので、持ち運べる荷物に制限がある方や、旅先でも釣りを楽しみたい人にも最適です。
マルチピースのロッドに興味はあるけれど、1ピースモデルと比べて性能面に不安を感じている人は、コストパフォーマンスに優れたゾディアスパックロッドをお試しで1本選んでみても良さそうですよね。
ゾディアスパックロッド C610M-5 に合うリール
C610M-5 はバーサタイルなベイトロッド。マルチピースながら、バス専門に特化した本格的な性能を備えているので、合わせるリールもパフォーマンスに優れたモデルがいいですね。
おすすめのベイトリールは「シマノ 19 SLX MGL」。1万円台半ばの実売価格で、使いやすさと優れたキャスティング性能を兼ね備え、耐久性も優秀なコストパフォーマンスが光ります。
外観の仕上がりも丁寧で、触った時の質感が高い点も嬉しいですね。
やや重めのルアーをトラブルレスに遠投したいのであれば、デジタル制御でブレーキをコントロールする「シマノ 20 SLX DC」が選択肢に。デジタル制御のDCブレーキ搭載機が、最近では2万円前後の実売価格で手に入るようになりました。
その他、ゾディアスのラインナップ、関連記事など
ゾディアスのラインナップについては、次の記事も参考にしてみてください。
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