「シマノ ゾディアス 1610M-2」のインプレをレビュー!
リールは15メタニウムDCをセットしています。
ゾディアスは、2020年に大幅性能アップでリニューアルされました。
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コストパフォーマンスの高さ! ゾディアスの魅力
シマノのゾディアス
とうとうキタ!!
って感じですb
実売1万円前後、しかも2ピースのラインアップが充実。バス釣りを休日のレジャーで楽しむならこれで十分じゃないかと思えるバスロッドですよね。
アルコナイトリングの採用
「とうとうキタ」と実感するのは、トップガイドのみSiCリングを使い、他のガイドをハードガイド系のアルコナイト採用な点も含まれます。
国内では、低価格なロッドであっても効果なSiCが使用されています。
ですが、ゾディアスは低価格なアルコナイトを採用。SiCの1/3程度のコストで十分な耐久性能を持つアルコナイトなら、手頃な価格帯であってもブランクスに必要なコストはキッチリかけられると推測されます。
つまり安いけれど、ロッド本体の性能は高い!と言えそうです。
アルコナイトの性能を不安に思う方もいらっしゃいますよね。
ですが、PEラインが多用され、日本よりハードな使用が多いアメリカでも、アルコナルトのガイドが主流となっているので、性能面はまず問題がありません。
秀逸な粘り! ゾディアスの使用感
ゾディアスを使用した感じですが、ci4のリールシートが必要十分な感度を伝えてくれ、適度に張りのあるブランクスが確実なフッキングを可能にし、魚の負荷に応じて竿がキッチリ曲がってくれます。
ダイワのエアエッジと比較すると、感度はゾディアスがやや上、キャスティングや粘りはエアエッジが上といったイメージです。どちらにせよ、この価格帯のロッドは2大メーカーが圧勝している感じがありますね。
エクスプライドとゾディアスの比較
ただ、より上位機種なシマノのエクスプライドは、ゾディアスよりさらに高感度・高使用感です。
価格の差もあるので仕方ないのですが、実釣性能や所有感に限れば、ゾディアスはエクスプライドに劣っています。エクスプライドより弾性が低く、ガイド数も少ない(というよりエクスプライドが多い)にも関わらず、特別投げやすい感じもしません。
改めて、エクスプライドの完成度の高さを実感します。
ゾディアスを選ぶ理由
ですが、
ゾディアスに使うべきは理由があります!
ゾディアスは、かなりアメリカンなファーストテーパーデザイン。アメリカンファーストな竿は投げにくいイメージがありますが、少ない動きで確実にフッキングを決めてくれます。
このテーパーデザインは、魚を掛けた後の反発力が比較的強く、バラシにくさに繋がっていると感じています。
また、ロッド自体の粘り強さもゾディアスの方がいい感触で、エクスプライドとの使い分けが可能なシリーズと言えそうです。
値段による性能差は確実に存在します。
でも、フィーリングが合っていれば、ゾディアスには価格以上の価値があるバスロッド。
釣りの幅をより広げるチャンスにもなりそうなシリーズです。