Gルーミスの「SJR7200 GLX」をレビュー。
かつては「ルーミスでタックル揃えたいならスピニングはコレしかないでしょ?!」と言われる程、評価の高いロッドでした。
Gルーミス SJR7200 GLX の特徴
スペックは、長さ6フィート, 適合ライン2〜6LB, 適合ルアーウィエイト1/64〜1/8とかなりフィネスな印象。
ですが
めちゃ高弾性かつ高感度で結構なパワー!
なのがSJR7200 GLX の特徴。
使用用途
反発力が強く、2インチのセンコーでもぶっ飛ばす事ができましたが、繊細なシェイクには不向きなイメージ。強いて言えば、ロードランナー 600STSをキンキンな高弾性にした印象ですが、600 STSはしなやかさが伴ってこそのフィネスロッド。
ハリの強いSJR7200 GLXは、不可能ではありませんが、点でライトリグを操作する用途に向いてないと思いました。
Gルーミスでライトリグをフィネスに使うのであれば、ドロップショットシリーズの方が自分的に好きです。
それでも、高弾性なハリと、MAXルアーウェイト1/8ozというライトパワーが共存するSJR7200 GLXは、3.5g以下の軽量なハードルアーを扱うにはメチャメチャ楽しい竿b
例えば、スピナーとかスプーンとか小型ミノーとか、超ライトな巻物が最高に気持ちいいロッドです。
さまざまなバリエーションの違い
かつてルーミスの代理店だったティファの並行輸入版モデル。
SICのガイドリング6個、フジのリールシートが特徴。リールシート側のガイド径が25mmとなっています。
並行輸入版ですが、北米市場でSJR7200がラインアップされていた事は無いと思います。トラウト用のGLXブランクスを流用し、北米でくみ上げた日本向け仕様なんじゃないかなぁ??と思っています。
なぜなら、スプーンとかスピナーとか、渓流で使うようなルアーが使いやすいのでw
ティファが販売していた国内モデル。ゴールドサーミットのガイドリング7個のニューコンセプトセッティング。リールシート側のガイド径が30mmとなっています。また、ブランクスがやや短めで、その分グリップ長が長めとなっています。並行輸入版が短めなので、こちらの方がバランス的にいいかと。
リールシートは、金属リングでリールを固定するルーミスオリジナルです。
まとめ
Gルーミス SJR7200 GLX は、日本のフィネスとはまた違った形の非常にライトなロッド。
繊細ながら、Gルーミスならではのパワーをキッチリ内包している稀有な存在です。
ですが、「今では非常に手入しにくい!」という事が最大の難点><
オークションなどの価格も高騰気味。
個性的なロッドですが、特別な思いれがない限り、手を出しにくい幻の名竿と言えます。
Gルーミスのおすすめ機種も記事にしているので、参考にしてみてください。