GルーミスのSJR720 GL3です。古き良き右腕(?)
20年以上昔にルーミスの代理店をやっていたティファモデルだったと思います。リールシートは金属のリングというルーミスオリジナルですが、SICリングのガイドが7個と当時最新(?)だったニューコンセプトガイド仕様です。
入手の経緯
これ、実は初めて入手したGL3!
それまで、「使うなら最高峰!」というノリで、ルーミスはGLX(GLXに無い型番はIMX)しか使っていませんでした。
手にしてみて、「Gルーミスはグレードによって優劣が無く、ただ使用目的が異なる!」というウワサが本当だった事を痛感した竿です。
SJR 720 GL3 の特徴
北米のGL3には、5フィート10インチのSJR700しかラインアプされていません。
おそらく、日本モデルとして当時定番だった6フィートにしたのではないでしょうか?ブランクスの長さはSJR700と変わらず、グリップがやや長くなっています。
同じ型番のIMX SJR720と異なり、かなりしなやかで柔軟な竿です。軽量のリグも楽々キャストできますが、ティップの繊細さは皆無で、ベリーごと入るイメージです。
あのロッドとの違い
ノリーズのロードランナーは、以前Gルーミスのブランクスを採用していたとウワサがあります。
実際、SJR 720 GL3と使い比べて、ロードランナー 5100LS とかなり近い...と言うか、ほぼ同じ使用感だと思います。
しかし、ブランクスが無塗装でバランサーなども付属していない為か、ロードランナーと比べて、SJR 720 GL3の感度は意外と良好。その上で粘り強さは5100LSに匹敵し、かなり死角の無いロッドでした。小刻みなシェイクには不向きですが、軽量プラグやジグヘッドの釣りでかなり重宝します。
今となっては古い竿ですが、中古市場で6千円くらいなら全然アリなタックルですb
Gルーミスのおすすめ機種も記事にしているので、参考にしてみてください。