ダイワ 「DAIWA T3 SV 6.3R-TW」のインプレをレビュー!
T3からの新機能TWシステムに加え、ストレスフリーバーサタイルなSVスプールを搭載した、バーサタイルの全部混ぜのようなベイトリール。
TWウィングの削れや耐久性に難がありましたが、ロットを重ねるごとにある程度は安定したようです。
マグフォース3Dのキャスティング
DAIWA Zの登場時からマグフォース3Dに興味あったのですが、これすげー気持ちいい投げ心地♪
ALL ROUNDモードのダイヤル10〜14で、ほとんどのルアーがノントラブルで十分な距離を投げれます。
何より、マグブレーキなのに失速感が少なく、スムーズに抜けていくイメージ。
昔使っていたTD Zやジリオンとは異なるキャストフィールだと感じました。
シマノのDCブレーキやSVSインフィニティ同様、強風の向かい風をキャスト可能なので快適。
ダイヤル設定を変えずにMAX BRAKEモードにすれば、さらに安定して(ひょっとするとDCよりも)必要十分な距離を逆風に向かってキャストできます。
ブレーキ設定を変えずにピッチングできるのも便利でした。
LONG CASTモードではさらに飛距離がグンと伸びますが、サミング無しだと少し糸がフケ気味で、最悪バックラッシュしました。
自分のキャストが下手なせいもありますが、「ノートラブルなリールには魅力がない!」という方にも良さそうですね。
使用用途と使用感
▲T3 SV TWで使ってるルアー
ワイルドハンチやワイルドハンチSRなどを使う限り、十分なパワーと巻き心地でした。TWSがラインを押さえている感もありません。
ただ、スピナーベイトを巻いた時に若干重たく感じます。これは、ギアの性質やTWSがラインを押さえているというより、ハイスピードなレベルワインドがそう感じさせている気がします。
それでも、ハイスピードレベルワインドとTWSはベストすぎる組み合わせだと実感。
ハイスピードレベルワインドで、ラインをゆるやかに巻くの事で糸噛みが少なく、万が一のバックラッシュも軽度ですみます。TWSでライン抜けがいいので、ハイスピードレベルワインドで緩めに巻いたラインもキレイに放出されるので、キャスト時は爽快な仕上がり!
新機能盛沢山でクセの強いリールですが、その性能は高く、楽しめるリールと言えそうです。
現行リールのランキングも記事にしているので、参考にしてみてください。