Gルーミスのクラシックシリーズ、MBR 783C GLXのインプレをレビュー!
(6.6フィート、MH、ファースト、ライン:10-17LB、ルアー:1/4〜3/4oz)
バス釣りを始めて比較的初期に入手した品番で、以後これが自分の竿選びの基準となっています。
トップ写真は10年以上前の並行輸入版で、リールシートがルーミスのオリジナルになっています。
このリールシートは金属のリングでリールを固定するので、リールのフットに何か巻いておかないと傷だらけになりますw
使用感
MHパワーで、アメリカンなファーストテーパー、尋常じゃない程強いバットの仕上がりです。昔のGルーミスを代表する最もスタンダードな1本で、1/4のテキサスやジグ、3/8〜1/2ozのスピナーベイト、ルドラなどの大型ジャークベイトの使用に快適でした。
高弾性で粘りがあり、持った感じは堅そうなんですが、キャスティングやフッキングでは素直にベリーが入り、大きな魚が掛かったときは極太のバットまでしっかりしなります(購入直後は少し堅かったかも)。ただ、曲がった後に反発する力が強く、フッキングした40upが手元にすっ飛んできた事や、小型プラグのフックが一瞬で折れて魚がバレた事があります。
ジグ&ワームシリーズのようなティップの繊細さはありませんが、とにかく頑丈で使いやすく、今での販売され続けている変わらない良さをもったロッドです。
ガイド数が9つと少なめですが、十分に感度が良く、飛距離が出やすくなっています。昔、ティファが販売していたモデルには、ガイド数が10個(だったと思う)でゴールドサーメットを採用したモノもありました。
オリジナルリールシート
▲現行品のリールシート
現行品のMBR 783C GLXは、リールシートにフジのリールシートを採用しています。リールフットを傷つける事なく、細身のグリップは握りやすいです。ただ、個人的にはルーミスオリジナルシートの方が感度の伝わり方がキンキンで好きでした。このモデルは数が少なく、今となっては稀少な存在です。
Gルーミスのおすすめ機種も記事にしているので、参考にしてみてください。